藤木デンタルクリニック

自分らしく、そして健康でいるために、“歯の健康”を再確認する必要があります。藤木デンタルクリニックの藤木先生に入れ歯と差し歯について伺いました。

Q1 話す時や食事の時など、入れ歯のバネが見えてしまうのが気になります。入れ歯だとわからなくする方法はないでしょうか?

fujita01.jpg

 保険診療で入れ歯にした場合、前歯周辺でも固定するバネは銀色のものしか使用できません。入れ歯を入れているのがわかりやすいので、悩まれている方も多いのが現状です。

 このような方には、保険適用外になりますが、金属のバネがない「スマートデンチャー」をお勧めしています。従来の部分入れ歯は多くの場合、バネを使って固定していますが、スマートデンチャーは床部分を延長してプラスチックのバネで固定します。弾性があるので、着脱時の痛みがないほか、装着時も違和感が少ないのが特徴です。水分吸収を抑えた素材なので雑菌がつきにくく衛生的というのも魅力のひとつです。また、金属アレルギーの心配もありません。

 このほかにも、目立ちにくいバネを用いた「Iバークラスプ」や、バネのない入れ歯「コーヌスデンチャー」等があります。それぞれ特徴がありますので、歯の様子やご予算によって検討してはいかがでしょうか。

Q)現在、差し歯をしていますが、歯茎と差し歯の間の黒い部分が気になります。

fujita02.jpg

 保険診療では、差し歯は通常「レジン前装冠」という金属にレジン(プラスチック)を貼り付ける方法を前歯には用います。他の歯と色を合わせたりする事が出来ず、粒子が大きく材質が柔らかいため、使っている間に変色して摩れてきてしまいます。
 
 また、スタンダードのセラミックは、金属のフレームに貼り付けたタイプのため、歯茎が下がってきた場合、ご相談のブラックマージン(差し歯の内側に使用している金属の辺緑)が見えたり、歯茎の変色が起こることがあります。
 特に、前歯の場合は目立ってしまうので、全てセラミックで出来ている差し歯に替えることで解消できます。数年経っても歯茎の黒ずみは起こらず、金属をまったく使用しないため、アレルギーの方も安心です。
 
 オールセラミックの中でも近年、「ジルコニア」が注目されています。耐熱性セラミックスとして広く活用されており、優れた生体親和性と高い強度を持っているため、人工股関節の骨頭などに応用されています。

fujita03.jpg

藤木デンタルクリニック
0120-355-353

札幌市中央区南1条西11丁目NJK SAPPOROビル1F・2F
http://www.fujikidental.jp/

診療科目:歯科・歯科口腔外科・小児歯科
診療時間:月〜金曜9:30〜13:00、14:30〜21:00、土曜9:30〜13:00
休 診 日:日曜・祝日

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://27.34.155.22/cgi/mt/mt-tb.cgi/222

コメントする

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)