音友（おとも）
Series 07─ゴスペル ─

友達のように、音楽が身近に感じられる大人の音楽空間「カワイミュージックスクール」。今回の「音友（おとも）」はゴスペル講師の高畑カレン先生が登場。ゴスペルの魅力をたっぷりと語ってくれます。

「魂の歌」とも言われるゴスペル。賛美歌よりも前向きで力強いメッセージが込められ、今や国境や人種を越え多くの人に共感を呼んでいます。高畑カレン先生は「誰もが簡単に歌える歌。そしてステップを踏んだりしながら歌うので運動もできる。また歌詞を理解することで癒しにもなる。これがゴスペルの最大の魅力だと思っています」と教えてくれました。

レッスンは、ストレッチングとマッサージからはじまり発声練習へ。その後、ハモリの練習をしてから歌の練習に移行。個々にレベルの差はありますが、みんなでひとつのものをつくるという意識のもと、助け合いながらレッスンが進んでいきます。またカレン先生は英会話講師も務めているので、英語の発音も指導。希望、愛、癒し、神の素晴らしさといった歌詞についての理解力を高めていくことで、より楽しく歌えるようになるそうです。

「ゴスペルにはみんな愛されているというメッセージがあります。意味を知れば表情や動きも違ってきますから、歌の練習だけではなく、ゴスペルの歴史も少し教えながらレッスンしていきます。また日本人の生活にはない独特のリズムですから、タンバリンを使ったりしながらリズムをいち早く習得できるような練習も行っています」。

去年の12月にはクリスマスディナーイベントを開催するなど、レッスンだけではなく発表会やコンサート、イベント出演など活動範囲も広がっています。「みんな持っているものは違いますが、それを寄せ合えばいい音楽をつくることができます。ゴスペルを通して仲間とたくさんの喜びを分かち合う、そんなレッスンになるように心がけています。まずは体験レッスンを受講してください。誰もが明るく楽しくなれるはずです」。

講　師　高畑カレンさん
米国シカゴ出身。教会でゴスペルと出逢い、その後生活の一部としてゴスペルを歌い続ける。ハイスクールを卒業後、札幌へ移住。英会話教師をするかたわら、オールディーズバンド、ゴスペルグループ、ジャズコーラスグループなどを結成し、プロのシンガーとして活動、現在に至る。カワイ音楽教室では7年前からゴスペル講師としてたくさんの生徒を担当する。

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