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ヨコ子とタカツのさっぽろハッケン日記Vol.21?敢行!トマム体験取材第1回(全3回)

ヨコ子/結婚には焦ってないと言いはるアラサー女子
タカツ/雑学好きだが薀蓄が玉にキズな1児のパパ。35歳


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ヨコ子:スキーやスノボ、ウィンタースポーツの印象が強いトマム。北海道にいながらウィンタースポーツ界から引退した身にとっては、遠い存在でした…。それが、夏場の魅力を味わってもらおうじゃないか、というトマムさんの粋なはからいにより、先日体験取材をさせていただけることになったのです!

私ヨコ子、アンナ氏、タカツ氏によるボンカーズ制作2部トリオに加え、ファミリー目線からの体験とも必要なのではと、タカツ氏の愛妻&愛娘さんにも参加してもらい1泊2日で行ってきました。

1日目6月18日(土)
9:00、ヨコ子愛車のマチ蔵(日産マーチ)で札幌をいざ出発。助手席にはアンナ氏。
命、預からせていただきました。余裕を持って出発したと思ったのですが、翌日、高速道路の無料化社会実験区間が打ち切られることによる結構な渋滞…。
占冠ICからトマムIC出口へとさしかかり、そびえ立つ2棟のタワーがようやく目に入ったのは、正午を過ぎた辺りでした。

12:40―アルファリゾート・トマム到着。


タカツさんファミリーと合流し、それぞれの部屋にチェックイン。
私どもの部屋は、ぜいたくにもザ・タワーフォースルームという出来立ての4人部屋を用意していただきました。31Fという高層階から見える景色は、まさに絶景。トマムの大自然を一望できます。この景色に、誰もが仁王立ちのポーズをとり世界の征服感にかられるはず。

いつかきっと、新しい家族4人で来たいと思います。・・・。


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一方、タカツさんファミリーのお部屋はというと、

タカツ:はい、こちら、ザ・タワー28F「ままらくスタンダードルーム」のタカツです。

こちらのお部屋、いたるところが家族仕様のお部屋となっております。

トマムさんでは現在、旅行の際にママが大変な思いをしなくても済むようにというコンセプトの「ままらくだ委員会」というプロジェクトを進めておりまして、その中で誕生したのがこのお部屋なんですね。


おもちゃや子供用イスはもちろん、子供用の食器やスリッパ、歯ブラシ、おまる、お尻拭きやベビーローション、使用済みオムツ用のゴミ箱に至るまで、必要と思われるアメニティはほぼ全て揃えられているという至れり尽くせりっぷり。もちろん電気ポットもあるのでミルク作りも安心。
アニメのDVDも置いてありました。あとは愛用のオムツさえ持ってくればOKとなっております。
ベッドゾーンには靴を脱いで上がるため子供は存分に遊べますし、段差の低いベッドを2台、3台と繋げられるため、家族仲良く並んでお休みすることもできます。


もう、申し分ないですね。はい。


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PH/お部屋のベッド。写っていませんが全部で4つあり、動かしてぴったりくっつけることができます


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PH/お部屋にあるおもちゃやイス、オムツゴミ箱。ここまで揃っているのを見てママはテンション急上昇


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PH/「敷地内は段差も多いので」と、ベビー用バギーまで無料で貸してくれます

こんな装備充実の素敵なお部屋でリゾートステイができるなんで夢のようです。たっぷり楽ちんさせていただこうと心に誓ったタカツ夫妻でした。


ヨコ子:いろんな面で妬みそねみの感情しか浮かびません。

そして、yukku yukku(ユックユック)でトマムリゾート広報の山岸さんと打ち合わせをかねたランチをいただきました。

こちらのレストランは、道産、トマム近郊の食材を使用したメニューを意識しているそうで、「本州出身のシェフは、北海道食材の美味しさにすっかりテンションが上がっているんです!」と山岸さん。なるほど、入口には食材マップが掲示されており、食材への強いこだわりを感じます。私は、トマトとバジルのパスタをいただきました。たっぷりのチーズと見た目以上のボリュームに大満足!

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美味しいランチの後は・・・


15:00 ネイチャーウォッチング
私とアンナ氏はネイチャーウォッチングを体験。

オオウバユリやアミカサキノコ、オドリコソウ。普段はあったとしても気にも留めない植物の名前や特徴を教えられ、段々と童心に帰っていきました。“フキバッタ”というフキの葉脈だけを残し食い散らす何百匹という昆虫の大群にも遭遇。これにはガイドの星さんもびっくりでした。


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PH/ガイドの星さん。包み込むような笑顔はトマムの自然が育くんだのでしょうか
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PH/アミガサ茸。別名モリーユともいい、フレンチで高級食材として利用されるとか


私が最もエキサイトしたのは、池に棲んでいたオオサンショウウオ。水中生物に目が無い私ですので、手の上にのせたり卵をつかんでみたりと、久々にはしゃぎました。でも、アンナ氏から向けられた冷たい眼が忘れられません…。


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PH/オオサンショウウオの卵。これぞアラサ―必須のコラーゲン

普段は都会の喧騒にまみれている私とアンナ氏ですが、大自然の懐に抱かれてゆるゆると心がほどけきった60分でした。

敢行!トマム体験取材?第2回?へ To be continue…




ヨコ子のさっぽろハッケン日記Vol.20?みんなのアメちゃん

ヨコ子/結婚には焦ってないと言いはるアラサー女子
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事務所で仕事をしながら前々から気になっている"会社の風習(?)"があります。

K菅氏のデスク脇に置いてある小瓶。

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何が入っているかというと、飴なんですけど。これが、誰が決めたか社内共用の飴となっていて、男性陣が話のついでに無断でさらっていくという光景をよく目にするんです。


所有者であるK菅氏に尋ねてみたところ「いつ頃からかそうなっていた」との談。いつ頃からかみんなが欲しがるようになり、いつ頃からか地道に補充をしていたと。
その自然体な感じ、さすがです。

K菅氏が体感している"よく取っていく社員"をグラフ化するとこんな感じだそうです。


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そして、「20代のときと比べて段々好みが渋くなってきた...」とも。30代前半のK菅氏ですが今のレギュラーは何と「黒飴」。これから40代、50代と経ていくと、どうなるのか。「ニッキ」とか「塩飴」とか、または意表をついて赤平名産の「塊炭飴」なんて変遷をとげていくのでしょうか。実に気になります。

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塊炭飴

仕事のお供にするおやつアイテムは、みなさんそれぞれ持っているかと思います。
私は「ロッテの梅ガム」。梅のクエン酸が疲れに効くぅ?気がします。おかげで常に梅臭を放っています。
向かいの席のアンナ氏は22歳という若さで、「茎ワカメ」。
後ろの席のK島氏も、やはり飴。でもジューシーな果実系の飴がお気に入りのようです。


甘いものはストレスを緩和するというし、噛みごたえのあるものは脳を活性化するし、やはり仕事をするうえで、おやつとはなかなか手放せないものです。
ちなみに、ドラマでよく見かける3時にティッシュにくるんだお菓子を配る人、というのはなかなか存在しないですよね。1社にひとり居ればうれしいんですけど。




金曜日には空になっていた小瓶。
翌週月曜日の朝には補充するであろうと、決定的瞬間を当日待ち構えていたものの、K菅氏のあまりの流れるような動きに、シャッターチャンスを逃しブレブレでした...。

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手なれた職人のような早技を披露するK菅氏
かろうじて瓶のふたが認識できます




ヨコ子のさっぽろハッケン日記Vol.19?パン屋さんで考える人生哲学

ヨコ子/結婚には焦ってないと言いはるアラサー女子

会社近くにおいしいパン屋さんがあるというのは幸せなことです。

西11丁目駅近くに「ベーカリーハウスピノ」という、2階建ての素朴なパン屋さんを見つけました。ほとんどが200円を切るお手頃価格のパンは、石造りの窯で焼き上げているそう。
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キッシュ、カルツォーネ、紅茶のクリームパンを選び、太陽光あふれる2階のイートインスペースでもぐもぐと味わいましたよ。キッシュは、ピーマンやニンジンなどの野菜がたっぷりだし、カルツォーネは白くてふわふわのクッションのようなキュートな見た目。紅茶のクリームパンは、生地にも紅茶が練り込んであり、自家製のカスタードクリームはアールグレイ味のようです。これが全くくどくない。紅茶好きの私としては、なかなかのヒット。

ぽかぽかした陽だまりのなか、おいしいパンをほおばり、すっかりくつろぎきってランチタイムを過ごしていました。


本が置かれてあるラックを見るまでは・・・。

何気なく手にとってみて、夢から覚めました。

だって、置いてある本といったら、
「自己治癒力を高める 気の生命活性術」「人生をつかめる人つかめない人―悩み、迷いでくよくよするな!」「気の流れで決まる 運・不運の法則」…。


普通、パン屋さんに置かれている本って、生活情報誌とかファッション誌とか、そういう気軽な雑誌ですよね。

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この偏り。

なにか、店主からの並々ならぬメッセージを感じます。
パラパラとめくってみると・・・、
―誰かと親しくなりたいと思ったら、こちらから相手に「気」を送らなくては何も始まりません。そして、相手からも「気」を受け取り、それを盛んに繰り返すのです―。

つまり、言葉は不要。工藤静香のように目と目で通じあうのでもなく、「気」と「気」で通じあう、ということでしょうか。“かめはめ波”?

むろん、このパンにも、並々ならぬ「気」がこもっているのでしょう。パンって気泡が重要っていうし。
そういうことか。そして私に足りないのは気だったんだ・・・。
そうか。
あの時も、この時も、足りなかったのは気だったのかもしれない。
こんな素朴なパン屋さんで、人生考えちゃうとは。
ひとつ、ため息をついて本をゆっくり閉じました。

そして、「おいしかったよ。また来るぜ」的な気をびんびんに送って帰ってきました。
たぶん、受け取ってくれたと思います。

みなさんも、ときには「気」、送ってみてはどうですか。