Bonkers 株式会社ボンカーズ

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VOL.41 ああ、憧れの創造空間

ヨコ子/結婚には焦ってないと言いはるアラサー女子
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 とある方から幸運にも譲っていただいたキャビネットが会社にやってきました。高さは140cmほど、観音開き型のキャビネットです。
さあ、"クリエイティビティを刺激するオフィス空間"へと生まれ変わろうじゃないかと、仕事終わりにさくさくキャビネット搬入を始める人たち。

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こういう場面での社員の働きぶりを腕組みで監視する社長


 配置換えをするわけではなく、ただ古いキャビネットと入れ替えるので、それほど大がかりではないものの、なかなかの重労働。やはりこういうとき、男手が多いといいですね。いちおう女である私は「高見の見物 高見の引っ越し あー楽チン楽チン」なんて、昔あったご当地CMを思い出しながら、よく使うのにも関わらず棚の最上部にあったものを新しいキャビネットへと移し替える軽作業にいそしみました。


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最初、入れては出し入れては出しを繰り返していたタカツ氏


 そんななか、ちょっと片付いたと油断してダベる21歳若人のコンビ。

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 見られてますよ。

 さらに、


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 なぜか、おもむろに電話を解体しようとしている新人T中。

 すわ!会社に対するレジスタンス運動かなにか・・・、

と思いましたが、単に受話器のコードが本体に挟まっていたのを取ろうとしていたようです。ときに、若人の行動は予測がつきません。


 作業開始から小一時間。マイナーチェンジではありましたが、ボンカーズオフィスは微妙に使いやすく快適な空間へと変身を遂げたのであります。


 しかし、世の中には個性的なオフィス空間を持った企業というものは、あるものでして。ワタクシはよく「カーサ」とか廃刊となった「エスクワイア」なんかで、オフィス空間の特集を読んでは憧れを抱いていました。

 日本では、小学校を利用した吉本興業とか会議テーブルの中央に畳がある面白法人カヤックなどが割と知られていますが、海外では食堂まで滑り台でひとっ滑り!のグーグルや、回転木馬がある広告会社など奇想天外。こちらの、面白オフィスサイト必見です。
http://matome.naver.jp/odai/2127123475542287701


でも、確かにビジネスマンなら人生の大半を過ごすオフィスですから、できるだけ快適にかつリラックスできて良いアイデアが生まれるような空間というのは大事ですね。

ボンカーズにも、いつかバキバキに固まった身体のコリをほぐす温泉ルームとか、校了前の高ぶった気持ちを落ち着かせる、ししおどしつきの日本庭園ができたら...、と想いを馳せる今日この頃。


 でも、まずは自分のカオスと化したデスクを片づけるところからですね。

 それが、一番大事・・・。




やまさんのハッケン日記VOL.40「大興奮の本屋散策」

やまさん1人の時間を愛する社会人1年生。落ち着いて見えるらしいが実際は小心者な女。004.gif

 
 私は、よく本屋へ行く。
 大型書店も小さな書店も、古本屋も専門店も、とにかく本屋ならば入ってみる。特に何かを買うために行くのではなく、本屋という場所が好きなのだ。


 もちろん本を読むのは好きだ。読むのはたいてい近現代小説かカルチャー系の雑誌という偏りはあるが、1週間に2〜3冊は読むように心がけている。


 本が好きな人が本屋に行くのは当然の事かもしれないが、私は、数えてみると月に20回程度も本屋に足を運ぶ。何度も行く本屋もあれば、初めて入る本屋もある。何となく足を運んでしまう場所だし、何となく行っても存分に楽しめる場所だと思う。
 近年になって札幌中心部に大型店舗が何店もできた。その当時まだ学生だった私は、授業の合間をみては街に繰り出して、本屋散策を繰り返した。その習慣が今も続いているのである。


 それだけ色々な本屋に何度も足を運ぶと、様々な事が見えてくる。


この本屋はデザインの本が多くあるけれど、規模の割に広告に関係する本は少ない
とか、


新書はオールジャンルまんべんなくあるのに、文庫には偏りがあるな
とか、


この店は系列店よりだいぶ自己啓発本が多いな
とか、


ファッション誌の在庫やバックナンバーが豊富だ

とか、たくさんの本がある大型書店でも店によって特色が見えてくるのだから、置くスペースが限られている小さな書店ではなおのこと本が厳選され、特色が強く出る。


 

 そんな、いわば「本屋の性格」を見るのがとにかく楽しいのだ。
 有名作品だけではなく文豪の知名度が高くない短編集や対談集など、他の店には置いていない様な本を見つけると、まるで宝を見つけたかのように嬉しくなるし、ますますその本屋が愛おしくなる。
 ふむふむ、と真面目に本を物色しているように見えて、心の中では大興奮で本棚を眺めているのである。それだけであっという間に時間が過ぎてしまい、閉店時間ギリギリまで本を眺めている事もあるほどだ。





 それだけ本を眺めているとついつい買ってしまう事が少なくない。
 つい最近買った本は『舟を編む』(三浦しをん氏著)と、『新解さんの謎』(赤瀬川原平氏著)の2冊である。どちらも辞書にまつわる作品だ。本屋に膨大にある本の中でも本にまつわる本を選ぶとは・・・と母親にもあきれられる程だったが興味のあるのだもの、仕方がない。




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『新解さんの謎』(赤瀬川原平氏著)





 そんな私の本棚は、まだ読めずにいる本が30冊近くもある。
本屋をまわる時間を読書にまわせば読めるだろうが、まだまだ本屋散策の生活は続きそうだ・・・。




やまさんのハッケン日記VOL.39「熱い想いの演劇鑑賞」

やまさん1人の時間を愛する社会人1年生。落ち着いて見えるらしいが実際は小心者な女。004.gif


「いま札幌に足りないのは、エンターテインメントだと思う。」


これは2010年の夏頃、まだオープン前だった札幌中心部のレンタルショップに、広告として掲げられていたキャッチコピーである。
レンタルショップの宣伝ではあったが、私はこれを見て「演劇にとってもその通りだ!」と、心密かに思ったものである。



私はここ2〜3年、演劇鑑賞にハマっている。昨年は大小問わず様々な公演、計13回劇場に足を運んだ。東京や大阪まで観に行った事もある。観た作品もバラバラで、劇団四季の「ライオンキング」はもちろん、地元である札幌の小さな劇団の公演まで様々だ。



つい先日も、小林賢太郎氏が脚本・演出・出演する「うるう」という演劇を観てきた。
氏の大ファンである私は胸を弾ませながら劇場に向かい、舞台の上で繰り広げられる世界をたっぷりと堪能し、時に笑い、時に涙した。このブログを書いている時点でまだ公演中の舞台なので多くは書くことができないが、心温まり、笑顔で劇場を後に出来る素敵な公演だった。



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「うるう」のポスター。1人の男と1人の少年の物語。


劇場では演劇鑑賞仲間とも合流し、開演前は緊張を分かち合い公演後はそれぞれに感想を語り合った。演劇鑑賞の醍醐味は演劇を観るだけではなく、一緒に見た人、そして役者と同じ時間を共有する所にあると思う。同じ内容で同じ会場であっても、公演日によって表情が微妙に違う。その瞬間瞬間を共有できるのがなによりも楽しいのだ。


演劇が趣味であるため、一人で演劇を観る事も多々ある。しかし、そこで受けた衝撃や感銘といった、感情の揺らぎを誰にも伝えられずに自分の中で燻らせてしまう。それは少しさみしい。
しかし、演劇を一緒に観に行こう、と人を誘うのは本当に難しい。
北海道には劇場が少ない。そして劇場が少ない分、有名な役者が出演する演劇も少ない。そして、一回の演劇のチケット代もかなりかかる。有名な役者が出演するものとなると5〜7000円が相場で、それ以上のものも多くある。それが2時間弱の時間で消えていく。未知の世界のものにそれだけの金額を投じる事を簡単には勧める事が出来ない。



それでも誰かに勧めたいと思うのは、良いものを共有したい、ただその一心だ。
生で繰り広げられる世界に勝るものは無い。その場に居るだけで、その世界のパワーに魅了され、圧倒され、感じるものがある。その感覚を味わってほしい。あわよくば共有し、共感したい。その一心なのだ。



機会や経験がなければその良さもわからない。足りないと思うだけではなく、積極的に飛び込んでしまえる勇気と、それが出来る環境が生まれれば、きっともっと演劇というエンターテイメントが身近で楽しいものだと気がついてもらえるはず。



「いま札幌に足りないのは、エンターテインメントだと思う。」が、
「いま札幌で熱いのは、エンターテインメントだと思う。」
に変わる日を夢見ながら、私はこれからも演劇を楽しむだろう。




ヨコ子のハッケン日記VOL.38 必見! ちまちました偉人たち

ヨコ子結婚には焦っていないといいはるアラサ―女子004.gif


 並外れた推理能力と取調べの技術で事件を解決してきた平成生まれの弊社の新顔、"やまさん"の存在感に戦々恐々としているヨコ子です。いつか私も、落とされるに違いない・・・。

 
そんなハードボイルドな日々から逃れるかのように、先日小樽へと足を運びました。昨年の12月から小樽文学館で行われている企画展「よくまぁ こんなに展―高山美香のちまちまワールド―」を見に行ったのです。

 高山美香さんは札幌在住のイラストレーター。数年前から、文豪や偉人たちを模した"ちまちま人形"が話題となっています。昔から偉人、なかでも"文豪"に興味津々な小生。朝日新聞の連載コラムや方々で"ちまちま作品"の話題を聞くたび、想像を膨らませており、今回運よくタイミングが合ったというわけです。


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 会場に足を踏み入れるや、世界中の偉人たちがガラスケースに入れられるでもなく無防備にズラリ。その数130体というボリューム。そして、どれも10センチ未満の大きさでありながら、衣服や小物など細部にわたり精巧に作られており、その根気を要する作業を思うと頭が下がります。まさに"ちまちま"と時間を要して作り上げているのでしょう。  


 人形の素材は、FIMO(フィモ)というオーブンで加熱すると固くなる粘土。メガネや本などには木材やプラスチックなども使っているそうです。何時間も書斎に籠るであろう文豪の灰皿を2つ重ねにしていたり、ちゃんと先が焦げている小さな煙草、背中に背負った荷物の中身にいたるまで、見える見えないに関わらず随所にこだわっており、ついまじまじと見入ってしまいます。
また、人形に添えられた意外なエピソードが、作品の面白さを倍増させるんです!

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THE文豪、夏目漱石大先生


 授業中のおサボリ道具として、友達から回って来る漫画に加え、国語便覧を熟読していた小生にとってはウフフな内容ばかり。国語便覧って、読み方によっては今でいう週刊誌みたいな内容だと思いませんか。与謝野鉄幹が北原白秋の原稿をトイレの紙に使っていて、それを知った白秋が大激怒でチームを抜けるとか、中原中也がNHKの入社試験で「受付でもやらして」と答え不合格になったとか。誰がこーした、あーした、というさもない話題が、大真面目に載っているところが笑えます。
 
 今回の企画展のなかで衝撃的だったのは、かの、大発明王エジソンは、技術者たちを実験が成功するまで鍵をかけて研究所に監禁したそうな・・・。やはり、天才と狂気は紙一重です。

 
 
 
 自由にウェブにアップしていい、との大らかさも北海道ならではでしょうか。


 以下、偉人たちです。


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頭にペットの猫をのせ平和を訴えます。エイブラハムリンカーン



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よおく、見てください。泣き虫アンデルセンの眼にうっすらと涙が滲んでいます。琴線が震えます。

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悲しみはよごれつちまったわけです・・・やさぐれ感漂う中原中也。

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下から顔を覗き込みたくなる、太宰治。


 そして極めつけは、こちら。

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発寒商店街の源光さんだそうです。世界の偉人と肩を並べる人物が発寒にいたとは・・・。

 ジャック・ニコルソンよりも、個人的にはそのロナウジーニョ似の妻のほうに恐怖を覚える名画、『シャイニング』の趣向を凝らした仕掛けも、また一興。


 高山さんが "ちまちま作品"を生み出すまでを模索する苦悩の日々もわかるヒストリーもあわせて展示されており、何だか勇気をもらえます。企画展は4月1日まで開催されており、3月3日には、高山さんのトークショーもあるそうなので、興味のある方はぜひ。


 久々に感じた文学の風が、心地よい休日でありました。





やまさんのハッケン日記VOL.37「妙な理由の美食探訪」

やまさん1人の時間を愛する社会人1年生。落ち着いて見えるらしいが実際は小心者な女。004.gif


 はじめまして。ボンカーズブログの作成に携わることになりました、「やまさん」と申します。これから少しずつ登場するかと思いますので、どうぞ御見知りおきください。




 さてさて。
「カッコいい自分になりたい。」
これはある意味全人類の憧れなんじゃないかと思う。



 かくいう私もカッコいい自分になりたいという憧れがある。私にとってのカッコいい自分は、「おいしいお店を知っていて、なおかつ行きつけの店がある」という事だ。
 とある芸人さんがラジオで
「おいしい店をたくさん知っているって、すごく格好いい大人だよね。今までどういう生き方をしてきたかが分かるのが、店を知っているってことだと思う」
という話をしていた。知識を蓄え、味覚もよい。たしかに、カッコいい。



 食べる事が好き、お酒も好き。そんな私が「おいしい店を知りたい」「行きつけの店を作りたい」と思うのは当然な流れだ。うまい料理を出しうまい酒が飲める店で、馴染みの店主と他愛もない会話を交わす。うーん、カッコいい!
 友人の話によると、とにかく、気になる店をしらみつぶしに回ったのちに今の行きつけの店を見つけたらしい。





 そうして密かに始めたのが〈行きつけの店を探そうプロジェクト〉。
内容は単純明快。客観的に見て自分がその店にいる姿を「カッコいい!」と思える店を探し、行きつけにしてしまおうというものだ。

 知り合いに手当り次第聞いて回るという、なんともアナログな方法でリサーチを始め、集まった情報の中で私が目を付けたのが「地下鉄豊水すすきの駅1番出口周辺」(札幌市中央区南3西1・南4西1付近)である。
 ここには表通りだけではなく、細い路地沿いにも店が連なり、レトロな雰囲気を漂わせる店構えは趣があってお洒落。その店でグラスを傾けながら、時には友人と、時にはマスターと語らう。カッコいいぞ、これは。





 行きつけになるにはまずは店に入って味や雰囲気を確かめなくては、と意気込み、何軒かに足を運んだ。油そばが有名な「米風亭」やドリンクの種類が豊富な「sinner cafe」、満席になるほどパフェが人気な「バーラー ペンギン堂」、他にも焼鳥、スープカレー、串揚げ屋などなど。どの店も絶品ばかりだ。人に紹介する時はこの界隈の店を勧めるようになったくらいだし、秘密にしておきたい店もある。



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シナー.JPG     
 お洒落な店でお洒落っぽい写真を撮るのが好き。上から「米風亭」の「油そば」、「ペンギン堂」の「リモンチェッロ」、「sinner cafe」の「ホットココア(マシュマロ付き・冬季限定)」にて



 しかし、その店にいる自分は、果たしてカッコいいのか?
 結果としては、理想の姿とは違っている気がする。客観的に見て、背伸びをしている感じがどうしても抜けないのである。どんなに繕ってみても、やはり「カッコよくなりたい」と憧れるだけの自分でしかないのだ。何度か訪れているはずなのに未だに緊張する。お洒落な店は、まだ憧れのままだ。




 〈行きつけの店を探そうプロジェクト〉はまだまだ続く・・・




ヨコ子のハッケン日記VOL.36「二度目のモテキ」

ヨコ子/結婚には焦ってないと言いはるアラサー女子
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 先日訪れた2度目のモテキにブログもさぼりがち、
って映画です映画。2度目の『モテキ』(<http://www.moteki-movie.jp/index.html)を観てきてしまいました。低恋愛偏差値・サブカル男を自称する森山未来演じる主人公・藤本幸世に、突然やってきたモテキ・・・。恋に人生に煩悶、妄想 奔走するというストーリーで、深夜ドラマとして異例のマイナー?ヒットを飛ばしました。長澤まさみや麻生久美子など共演女優の豪華さも話題を呼びましたよね。


 私は劇中に流れるハイセンスな音楽に、ドラマ時代からすっかり虜。特に90年代後半のちょっぴりマニアなジャパニーズロック・ポップをよく聴いてきたものにとっては何ともツボど真ん中の選曲。岡村ちゃん、フィッシュマンズ、イースタンユース、ソウルセット、そして大江千里・・・(?)。ちょっと今回は少々熱弁ふるいますがご勘弁を。


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オープニングで神輿の上でモテキ到来に武者震いする森山未来に私も震えます


 そして、ドラマでは29歳派遣社員だった主人公ですが、映画では何とあの超人気ポップカルチャーニュースサイト「ナタリー」(http://natalie.mu/)の編集部員へとステップアップしているじゃあありませんかっ!私もたまに訪れていた「ナタリー」、あまりに情報が細かすぎ早すぎて、読者から"キモイ"ともっぱらの好評化をされているサイトです。

 
 今回映画とはいえ、その編集部の世界を垣間見て気になったのでナタリーについてちょっと調べてみました。私たちもよく行う情報収集の方法は、毎日100?200通届くプレスリリースのチェック、アーティストの公式サイトやブログ1日約1500サイトを確認、雑誌やテレビなども常時チェックしつつの作業だそうで、結構アナログなことに驚き。もちろん、日々現場取材も行います。
 得た情報は、Webサイトやメルマガ、Twitter、Facebookアプリなどのデジタルツールで配信されるわけですが、私どもが行っている紙媒体とはやはりその"即時性"が大きな違いでしょうかね。雑誌だと、いくら短くても情報を得てから刷り上がりまで1週間はかかります。
 それと、取材対象者に原稿内容の確認を取る「校正」が必須の者にとっては、物語で幸世が取材日の翌朝に"ピン"とアップしていたのに、「こ、校正はいいのかしらん!?」なんて少し不安を覚えてしまいました...。でも、その分自分の原稿に責任感が増しそう...。書き手の想いもダイレクトに届くかもしれません。


 また、社長の大山卓也氏がとあるインタビューでこんなことを―。

「僕らの土台は編プロなんですよね。毎日取材をして記事を書き続けるという泥臭い仕事をしています。いくら仕事ができても、対象に愛がない人はこんな泥臭い仕事はやっていられないと思うんです(笑)」

だからスタッフはライターだけじゃなく、エンジニアもデザイナーも音楽や漫画、お笑いが好きな人だそうで、映画でフラフラしていた幸代が社員になったのもうなづけました。確かに、毎日泥試合を繰り広げている身にとっては「ごもっとも!」なお言葉です。
 そして、社長の大山卓也氏って、札幌出身・北大出身だったんですね。ますます勝手な親近感を覚えました。


 なんて、少々『働きマン』的な見方をしてしまいましたが、実は物語で一番ぐっときたのはそんなところじゃあないんです。
 麻生久美子演じる33歳OLるみ子が、幸世に恋をしてうまくいかなくて、どうしようもなくて、想いが爆発する場面があるのです。1回目観たときは爆笑して隣の友達にたしなめられた私ですが、2回目のときは号泣・・・「・・・多感かいっ!」
そのときの友達は、「恋愛から離れすぎていて理解できない」と言っていました・・・。 


 下世話だけどピュア。いや、ピュア故の下世話さか?とにかく、いくつになっても恋愛で右往左往する大人たちの姿とナイスな挿入歌。モテる人もモテない人も楽しめる内容ですよ。

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ヨココ版 「モテキコンプリートアルバム」作れちゃいます




タカツのハッケン日記Vol.35-大いなる旅路の途中で

タカツ/雑学好きだが薀蓄が玉にキズな1児のパパ。35歳
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先日のブログで紹介させていただいた、トマムさんのお話です。

 

トマムの冬は、極寒の北海道の中でほっと温かくなれるようなニュースを提供してくれます。

 

トマムの冬と言えば、全てが氷でできた街・アイスビレッジ。

今年のアイスビレッジのコンセプトは「ストーリーを持った氷のオアシス」とのこと。氷の教会や氷のホテルなど、"冬の寒さを楽しむ"ことを提案するために生まれた氷の街・アイスビレッジですが、今年はそこにストーリー性を持たせた展開を考えているそうです。

 

 山から湧き出した水は川を流れ海に注ぎ込み、その後水蒸気となって雲に姿を変え、雨となってまた大地に還って行きます。この水の循環は、森や海、そして我々に潤いをもたらし、命を繋ぐ尊い営みです。

 空知川や鵡川という清流の源流地点に近いトマムは、そんな水の大いなる"旅"の出発点とも言える場所。そこで水たちは、旅の途中にほんのひと時だけ氷に姿を変え、人生を旅する我々の疲れを癒す"氷のオアシス"が出現する...というストーリー。

 

 トマムが水の出発点であること、水の旅の途中で、トマムに雲海ができること...水の物語が企画会議で出来上がった時、山岸さんを含めたメンバー全員が鳥肌を立てたというのもうなずけます。

 

 アイスビレッジでは、氷でできた教会やホテル、バーなどが出現するほか、アイススケートや氷のグラス作りなどが楽しめます。またアイスドームでは、旭川の酒蔵、高砂酒造さまによる大吟醸酒の仕込みも行われ、そこで作られたお酒を飲むこともできます。

 昔から行ってみたいと思っているアイスビレッジですが、寒さにめっぽう弱い変温動物である僕の連れ合いは絶対に連れて行けません。

 

 アイスビレッジのほかにも、子供たちが楽しみながらスキーの上達ができる「アドベンチャーマウンテン」では、トマムの森の平和を乱すニクイ奴「チョッカリ大魔神」とスキーのガチンコ対決ができる難関レベルが設定されたり、スキー場のレストランでは「おいしくなければ代金はお返しします」という強気のランチ「美味しさ保証付きカレー」が登場。タワーホテルレストラン「ユックユック」では、北海道のジビエフェアとしてエゾ鹿肉や合鴨肉を使ったメニューが楽しめます。

また、僕のような子供連れのファミリーには嬉しいサービス「ままらくだ委員会」にも、新たな取り組みが誕生。札幌?新千歳?トマム間を往復する、子連れゲスト専用の「ままらくリムジン」が運行されるほか、ホテルの部屋やレストランにもママが嬉しいサービスが続々新登場しています。

 

...気が付いたらとてもトマム様ワッショイ!な感じのブログになっていますが、一度利用させてもらったことのあるタカツとしては、わかるんですよ。トマムで過ごす時間がいかに素敵か。特に「ままらくだ委員会」の存在は特筆ですね。本当に楽ちんなんですよ。子供に必要なものがほぼ揃っているだけでなく、「周囲にも気兼ねなく過ごせる」って、実は親にとっては何よりのストレスフリーだと思うんです。

 

北海道の自然の恵みを観光資源としてフル活用しつつも、環境問題への取り組みやゲストの満足度向上に上手に昇華させているトマム様の取り組みには、今後も注目していきたいと同時に、我々も見習うべき点が多数あると感じます。

 

山岸さん、また是非いらしてください。こちらからも、また遊びに行きますね!

 




タカツのハッケン日記Vol.34お土産と共に届いた、ひと足早い冬便り

タカツ/雑学好きだが薀蓄が玉にキズな1児のパパ。35歳

 
 突然ですが問題です。以下の4つの写真は、とある方からのお土産です。
 それはどちらから来られた方でしょうか?

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↑「富良野キャンドル工房」さまとのコラボで生まれたキューブキャンドル。独特の冷やし方で生まれる、一つ一つ入り方が違う"ひび"が、炎の揺らぎを幻想的に見せます。


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↑こちらも「富良野キャンドル工房」さまの作品のオリジナルフローティングキャンドル。表面のキラキラが、新雪が積もった雪原の輝きを表現しています。


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↑スキースクールのキャラクター「チョッカリ大魔神」のストラップ。三白眼のニクイ奴。


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↑そしてなんとビール!! いまや代名詞となった"雲海"をイメージしたビールなのだそう。


 はい、答えは?のビールに書かれていますね。

 先日、いつもお世話になっている星野リゾート トマム(10月1日より施設名を変更されました)広報の山岸さんがお見えになり、ご挨拶と、この冬のトマムでの新たな取り組みについてご説明をいただいた折に、お土産としていただいたものでした。
 山岸さん、札幌へお越しになる際にはいつもお立ち寄りくださり、ありがとうございます!
これらの商品は全てトマムのオリジナル商品として、ホテル内のショップで販売しています。チョッカリ大魔神のストラップを着けている人を街中で見かけたら、タカツは心の中でその人をこっそり仲間だと認定します。


 さてトマムと言えば、この夏ご招待をいただいて、我が編集チームの凸凹トリオと僕の連れ合い(嫁と娘)2名で宿泊体験をしました。緑溢れる初夏のトマムでとても幸せな時間を過ごさせていただいた事は記憶に新しいところ。(山岸さん、その節は大変お世話になりました。)


 季節は流れて札幌でも紅葉が進み、秋の深まりとともに、あっという間に冬の気配も感じる今日この頃ですが、山岸さんからはトマムの冬便りをいただきました。
 夏のトマムも魅力に溢れていますが、今回ご紹介くださったこの冬のトマムもまた一層魅力的! もともとウィンターリゾートとしての知名度は抜群のトマム。広大なゲレンデやアイスビレッジなど、冬のアクティビティには定評がありますが、その進化は留まることを知りません。この冬も、また新たな動きがあるようです。


 詳細は、次回のブログにてご報告。つづきを待て!


 ※ちなみに夏のトマム体験記はコチラ。

 ヨコ子とタカツのハッケン日記Vol.21 敢行!トマム体験取材第1回
 http://27.34.155.22/sys/bonkers/2011/06/vol213.html
 アンナとタカツのハッケン日記Vol.22 敢行!トマム体験取材第2回
 http://27.34.155.22/sys/bonkers/2011/07/vol2223.html
 アンナとヨコ子とタカツのハッケン日記Vol.23 敢行!トマム体験取材第3回
 http://27.34.155.22/sys/bonkers/2011/07/vol2334.html
 アンナとヨコ子とタカツのハッケン日記Vol.24 敢行!トマム体験取材第4回
 http://27.34.155.22/sys/bonkers/2011/07/vol2444.html




ヨコ子のハッケン日記Vol.33甘党男子って?-スイーツ交流会in札幌-

ヨコ子/結婚には焦ってないと言いはるアラサー女子
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  日本初スイーツ好きの男性のための『甘党男子』というサイト(http://www.ama-dan.com/ )があるのですが、先日そちらが主催する「スイーツ交流会」というイベントに参加させてもらう機会がありました。ワタクシ、一応戸籍上では女ですが、気持ちは男、とそういったわけではなく、甘党男子は女性にも門戸を開いてくれているので、厚かましくも入れてもらったというわけです。

  はて、どんないかつい甘党野郎たちが集まっているんだろう...、私の浅ーいスイーツ知識を鼻で笑われたり、「甘党失格!」とヤジを飛ばされ会の途中で会場から閉め出されたりするんじゃないか...。なんていうのは杞憂に過ぎませんでした。
参加者は20-30代を中心とした11名で、女性が4名。各自お気に入りのスイーツを持ちより、食べつつ、話しつつ、終始和やかムードで進みました。休みの日となるとスイーツの食べ歩きをする男子や手造りスイーツをネット販売している人、パン店の店長さんなどさまざまな参加者たちがスイーツ談義に花を咲かせていました

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テーブルに並べられたスイーツの数々。「べんべや」、「嘉心」、「どるちぇどさんちょ」...

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食べる前には撮影会が。アイドルの撮影会並の過熱ぶり...

 主催者であり甘党男子の代表であるヒキタさんに聞いたところ、甘党男子登録者は全国で3000人! 会社の代表でもあるヒキタさん、こうして全国でイベントがあるたび東京のスイーツを携えて飛び回っているそうです。あの、超有名パティシェ辻口さんを講師に招いてイベントも行ったりしているとか。熱いです。

  参加者のなかで、特に目立っていたのが、スイーツ店やパン店をめぐってはそれを絵に描いているキュートな女子高生。作品を見せてもらったところ、そのプロフェッショナルぶりについエキサイト!水彩色えんぴつをベースとしていて、ところどころ修整液を使うなどした独特な質感やセンスの良い色づかいが見事です。気の効いたコメントにも、思わず口をあんぐりでした。
  なんか、これからの明るい日本を予見しましたネ(←何様...)。


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恐るべし女子高生!充実ブログをご覧あれ「まりちゃんのおいしい絵日記」http://ameblo.jp/9683love/

 
 そうして会は2時間ほどで終了。いやー甘党といえども、実に刺激的な時間を過ごしました。みなさんの探究心にはすっかり脱帽しました。スイーツ王国北海道、さらに盛り上がっていくことを確信した夜でしたね。
  帰り際に、「甘党男子」メンバーズカードなるものをいただきました。これで、私も立派な党員です。これからは、甘党の名に恥じないスイーツライフを送っていく所存でございます。今後も憎きニキビと闘いながらも、札幌のスイーツ情報を追いかけていきたいと思います。

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アンナのさっぽろハッケン日記Vol.32〜地元グルメで旅行気分♪
アンナ/社会人のタマゴで23 歳。夢と希望にあふれているらしい
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 本日の急な気温上昇にバテバテのアンナです。

 今日から札幌市大通公園4〜8丁目で「さっぽろオータムフェスト2011」が始まりました! このオータムフェストは、北海道全域のグルメが大集合し、買ったその場で食べたり飲んだりできるといった、北海道の食の魅力を再発見できるイベントです。
  さっそく会社からほど近いところにある8丁目会場へランチに行ってきました。

  平日だと言うのに初日という事もあってか、かなりの混雑ぐあい。


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 PH:大通8丁目会場のようす  
 
 8丁目会場は「札幌大通ふるさと市場」と称して北海道内各市町村の地元特産品が集まるエリアです。そんな8丁目会場では香ばしい食べ物の香りが辺り一帯に広がり、並んでいるメニューにも目移りしちゃいます。
 ランチによさそうなものを探して見回していると、石狩市から出店している石狩牛のステーキ丼と、帯広市の名物・豚丼をハッケン。どちらを食べようか5分ぐらい迷った結果、豚丼(500円)をチョイス。料理を待っている間、豚肉にタレを付けて焼いている香りに、さらに食欲がそそられました。

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豚丼は見た目からもうすでに、タレがたっぷり付いて、いかにもおいしそう。そして食べてみると、豚肉もやはり本場だけあってジューシー。豚丼のタレは甘めで、豚肉にはもちろん、付け合せのショウガ、さらには飯にまでよく染みて相性抜群! このタレだけでご飯3杯は食べられるのではないかと思うほどでした。


  ちなみに、豚丼を買う際列に並んでいると、通りがかりの女性から抽選券をいただきました。この抽選券、8丁目で500円買物するごとに1枚もらえ、2枚で1回分の抽選ができるということでした。特賞は十勝川温泉2万円分の宿泊券! 今回のシルバーウィークにはピッタリですよね。
  ちょうど豚丼も500円だったので、幸運な事に抽選券を2枚GET! さっそく抽選会場で、ガラポンを回してきました。
  すると、「グルメストリートのお買物券」として鹿追町のソフトクリームが当たりました。特賞にはかすりもしなかったものの、今日は最高気温が28度前後まで上がり暑かったので、ソフトクリームはかなり嬉しいプレゼントでした。


  オータムフェストは10/2(日)まで開催。新鮮な道産野菜の販売をはじめ、ご当地グルメや、さっぽろスイーツカフェ、バーコーナーなど4丁目〜8丁目までグルメが盛りだくさん! みなさまも食欲の秋を満喫してはいかがですか?