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  札幌市中央区南1条西
  8-9-1エコネットビル4F
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ヨコ子とアンナのさっぽろハッケン日記Vol11?「フツウ」の底ぢから

ヨコ子/結婚には焦ってないと言いはるアラサー女子
アンナ/社会人のタマゴで22歳。夢と希望にあふれているらしい


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ヨコ子:今さらになって、田辺聖子のすごさがわかりはじめた私です。

アンナ:あ、女流作家の。でも、読んだことないです。

ヨコ子:まああ!
田なべえ、とあえて親愛の情をこめてそう呼ばせてもらうけど、私のイメージではもう80過ぎのおばあちゃんだしさ、小説も保守的なイメージを勝手に抱いていたんだけど、たまたま真剣に読んでみたら全然違った。

アンナ:どんな感じなんですか?
ヨコ子::小説には、当時では“ハイミス”と呼ばれる主人公がよく登場するんだけど、いわば今のアラサ―女子が主人公でさ。仕事バリバリ恋愛バリバリ、みんな自分に正直に生きていて、もっと自由でいいんだ!と元気が湧いてくるんだよねー。あんなフツウの日常を描いているのにおもしろくてしみじみ味わい深い。さすが田なべえだわあ。あの主人公と今の自分をいろいろ重ねてさあ、あたしももっとこうズバビボベット

アンナ:ちょ、ちょっとヨコ子さん、字が大きくなりすぎてません?力入りすぎですよ。
林真理子みたいな感じ?アラサ―として、自分と重ねながら読んでいるんですね。

ヨコ子:ふふん。まだ、キミにはわかるまい。

アンナ:たぶん、理解はできるけど同調はできないかもしれないですねー。
アラサ―女子って生きにくそうで…。

ヨコ子:なぬう?それは言いすぎなんじゃ。昨今のアラサ―ブームなのかわからないけど、田辺聖子の小説が続々復刊されたり、映画化されたり。復刊本のキャッチコピーは、「時代が田辺聖子に追いついた」
フツ―だけど、ええまさに!
1970年代であの内容ってすごいぜ。どうかしてるぜ

アンナ:田辺さんが50歳のときの作品となると、きっとまだいわゆる。
“職業婦人”なんて人は少なくて、生きづらいところもあったんでしょうねー。

ヨコ子:あら・・・わかってんじゃないの。びっくりした。
そんな新旧の女性たちに勇気を与える田辺聖子の小説を読みながら、「てこな」でうどんをすするのが、最近の幸せ。小さなビルのせまーい階段を上った2階にある穴場だから、劇的に混むことはないし、椅子とか飾っているアイテムの昭和っぽさが落ち着いて、読書がすすむすすむ。


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アンナ:私もランチ中に読書しますよー。SFとか推理小説中心ですけど。
頭がリフレッシュされて良いですよね。午後からの仕事もはかどります。

ヨコ子:へえー(ほんとはかどってんの?)。そして、カウンターの端っこが私の特等席。さ、メニューを開こうかな、って思うけれど、てこなにメニュー表はございませんが、そこはどのメニューも700円均一なのでご安心を。
常に、魚定食、讃岐うどんがレギュラーメニューであって、その他のメニュー1品がいろいろなうどんに替わります。

アンナ:メニューがないんですか!?なんかドキドキするなあー。置けばいいのに。

ヨコ子:ま、そこはお客とのコミュニケーションを大事にしているってことで・・・。
私はいつも、讃岐うどんを頼んじゃう。そして、料理が来るまで、田辺聖子の世界にひたるの・・・。

アンナ:そこまでひたってるとうどんがのびますよ。味はどうなんですか?

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ヨコ子:アッツアツの讃岐うどんは、まさにお袋の味。湯気に包まれるだけで、なんだか泣きそうになります。人に作ってもらう食事っておいしいよね…。
ニラにシイタケ、ネギ、刻み昆布、豚肉、というたっぷりの具材もうれしい。

アンナ:昼間から怖いから、泣かないでくださいね。
うどんは、かなり普通なんですねー。


ヨコ子:そうだね…。小鉢は、今回はほうれん草を納豆で和えたものでした。
食後はコーヒーが出ます。これ、お茶だったらサイコー。
でもね・・・ズバリ、ココに目新しさはない!でも通いたくなる味と雰囲気なのです。

アンナ:ああ・・・結局スタンダードって強いんだと思います。癒されるし。

ヨコ子:チチチチチチチチチチ…

アンナ:何すか!突然!

ヨコ子:小鳥のさえずりだよ。お店にBGMとしてずっと流れているの。
ここは、小鳥の広場(さっぽろ地下街)か、楽園か・・・?

アンナ:ああびっくりした(汗)。驚かさないでくださいよ。

ヨコ子:めずらしいよね。やっぱり、癒しの空間を目指しているのでしょう。

アンナ:でも、それならクラシックとか、ヒーリングミュージックでいいんじゃ・・・。
謎ですね。

ヨコ子:そうして、微妙に癒されつつ食後のコーヒーを飲み、田辺べえにしばしひたって、たっぷり鋭気を養ったあと、女はコンクリートジャングルに帰っていくのだった。

アンナ田辺べえになってますし。だったって・・・。なんで、小説風に幕を閉じてるんですか。
私も、アラサ―予備軍として社会勉強のために行ってみるとします―♪

ヨコ子:じゃあ、今度田辺べえを貸してあげよう。

アンナ:田辺聖子がいいです。



今月のハッケン
てこな
札幌市中央区南1条西7丁目
※情報は当ブログの記事記載時点のものです




ヨコ子とアンナのさっぽろハッケン日記Vol10?ロマンコーディネーター?

ヨコ子/結婚には焦ってないと言いはるアラサー女子
アンナ/社会人のタマゴで22歳。夢と希望にあふれているらしい


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アンナ:ヨコ子さん、南1西6にある第2三谷ビルって知ってます?

ヨコ子:ん?ああ、あそこね。マニア心をくすぐられるようなお店がいろいろ入っているわね?

アンナ:ええ、まあ。(知ってたか)そのビルの2FにあるLeAnnルアンっていう紅茶屋さんに行ってきました(゜▽゜*)♪すでに2回目です。

ヨコ子:おっ、初めての軽食系。

アンナ:そうなんですよ。今回はランチ以外も紹介しようと思って。
ここのお店は、なんと、ティーコーディネーターが淹れたお茶が飲めるんですよ!ハッケンしちゃいました。うふふ。

ヨコ子:ティーコかい。紅茶版のソムリエみたいな人のこと?

アンナ:まあ、そうですね。略しませんけど。紅茶を淹れる時の温度や手順はもちろん、紅茶に合うお菓子の作り方までをマスターした人の事をそう呼ぶんですって。
女性オーナーが一人で切り盛りしているみたいなんですけど、上品で素敵な笑顔がステキ。

ヨコ子:ほおー。で、やっぱりその人の手にかかると、紅茶が紅茶じゃないみたいな味わいになるわけだ?

アンナ:いや、あくまでも紅茶の域は出ませんけど、っていうか出るわけがないですけど、
プロが淹れると、こうも違うのかと驚きました。
とにかく、紅茶の味が濃い!でも渋くない!どうして?って感じなんですよー。

ヨコ子:私も紅茶好きで毎日2杯は欠かさず飲むけど、いつも味が薄くて紅茶フレーバーの白湯(さゆ)になるか、漢方茶なみの渋さになるか、どっちかだね。
糖質ゼロ!風味ゼロ!渋味激増!みたいな。

アンナ:でも、飲むんですね...。
それ、下手すぎですよ。やっぱり、紅茶は温度が命、らしいですから。

ヨコ子:やっぱドロッピングっしょ。

アンナ:受け売りの知識ですか。まあ、どっちの技術も大事なはず。
とにかくここには、ミルクティーやチョコなどのフレーバーもたくさんそろっているんです!
今回は、キャラメルフレーバーのストレートティーを飲んだんですけど、香りはキャラメルのあまーい香りなのに、飲んでみたらキャラメルの味がしない!不思議?。

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写真/スコーンとセットで900円。

ヨコ子:まあ、フレーバーだからね。
あら、アンナさんこの写真、またカップがキレイねー。

アンナ:わかります??ルアンではカップも選ばせてくれるんですよ。これは、なんとかっていうブランドの花鳥風月シリーズの赤バージョンです。

ヨコ子:良いな?、イギリス人になりたいかも。

アンナ:なにっ?突然。
もしや、アフタヌーンティーへの憧れですか?

ヨコ子:そう。あの3段トレイにお菓子のせて、優雅に紅茶を楽しむというアレ。
もちろんオフィスでも、3時になったら、打ち合わせ中だろうが、叱られ中だろうが、何があろうとアフタヌーンティーは実行したい。

アンナ:それ余計怒られるし、そんな優雅なのは王朝時代だけじゃないですかあ??幻想、幻想!

ヨコ子:でも、ロマンがあるよねえ。

ヨコ子:確かに。日本の3時のおやつとはわけが違いますよねえ...。

ヨコ子ヨコ子:...。

アンナ:はっ!うっとりしすぎです!
月末の土日はポット紅茶付きのケーキバイキングもやっていて、食べごたえのあるパウンドケーキが10種類以上とゼリーやスコーンなどもあります。
キュートな柴犬クンもいるから、超おすすめですよ。

ヨコ子:えっ!柴犬もつくんだ?紅茶と柴犬っていう、アンバランスがまた、にくいね。

アンナ:柴犬はつきませんけど...、でもほんと満足できるお店ですよ?。
また今週末にバイキングいってきまーす。

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写真/柴犬くん。行った時はしっぽを振って喜ぶけど、帰る際は淡白な去る者追わずな性格。



今回のハッケン
Le Ann(ルアン)
札幌市中央区南1条西6丁目第2三谷ビル2F
営業時間/12:00?19:30
定休日/木曜日
※情報は当ブログの記事記載時点のものです




ヨコ子とアンナのさっぽろハッケン日記Vol9?辛さと甘さ、両方ください

ヨコ子/結婚には焦ってないと言いはるアラサー女子
アンナ/社会人のタマゴで22歳。夢と希望にあふれているらしい


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ヨコ子:ねえねえ。韓国の芸能人は、どうして事務所とのいさかいが絶えないの?

アンナ:ああー東方神起とかKARAとか。ワイドショーでやってたんですけど、KARAの月給って14万ウォンくらいらしいんですよ。日本円にすると、約1万円。韓国では14万ウォンって新人アイドルの平均給料らしいですけど、日本に進出してきてみてその安さを知ると、上昇志向が高いといわれる韓国人には耐えられないのかもしれませんね?。

ヨコ子:なるほどね。私、話のネタをふっておきながら韓国の芸能事情はよくわからないけれど、韓国料理は大好き。辛甘の味付けとか、野菜がふんだんに使われていることとか。もう毎日食べたい

アンナ:私は野菜がキライですから今ひとつ興味がありませんが、たしかに韓国は長期保存がきくキムチやナムルなど、野菜の使い方がうまいですよね。

もしかして、美味しい韓国料理のお店でも見つけました?

ヨコ子:そう、東急ハンズの隣、モスバーガーの上にあるソロモン亭は驚きだよ。月?金曜日までのランチセットは、ビビンバップやユッケジャンラーメンなど5種類が、毎日3種類くらいローテーションで選べるようになっていて、サラダ、小鉢、デザートのブドウとユズのゼリー、ご飯ものはスープまで付いて、しめて、ななななんと、500円ポッキリ!もってけドロボーってか(笑)。

アンナ:古いですよ。バナナのたたき売りにしか聞こえないですし(笑)。500円は安いですね。私の知ってるランチの中では一番安いですよ。

ヨコ子:すごいよね。しかもちゃんとおいしいの。
今回は、「豚キムチドッパ」を選びました。"ドッパ"っていわゆる、丼風のメニューをさすみたいで、石鍋に入ったご飯の上に、酸味があって辛い豚キムチがのっているんです。やっぱり、豚キムチは、ごはんがすすむすすむ。そして、食べるごとに、体がぽかぽかしてくる辛い料理が多いのが、韓国グルメの良いところだよねー。

ああ、血がめぐっているわ・・・と、感じられる。そして、小鉢でついてくるカクテキがさらに
辛さを助長し、もうエンドレス。ヒーハー!

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アンナ:いいですね?辛いものを食べると、すべてが覚醒されて生きてる!って感じがしますよね。でも、食べ過ぎには注意ですよ。
中学生の時に韓国へ3泊4日のホームステイしに行ったんです。

ヨコ子:いいね。韓国のどこ行ったの?

アンナ:韓国の南の方にある晋州市です。
ホームステイ先では毎日辛い料理をたくさん作ってくれて。「日本人はご飯を残さない」っていうイメージがあるらしくて、頑張って食べていたら、最終日、さすがにお腹をこわしました(涙)

ヨコ子:ああ、でもうらやましい。なかなか韓国料理って自分では作れないから。

そして、このお店で気になるメニューをハッケン。
冬限定7食で1キロもある「ナムル粥」で、すっごいおいしそうなんだけど、メニューに
「食べきれないと思います」って書いてあるんだよね。思わず「そうですか・・・」みたいな。
で、「お持ち帰りの容器を用意しています」って。思わず、「適量でイイじゃん!」と思うのは、野暮なことかしら・・・。

アンナ:それは、今話題のメガ盛りとかに便乗してみたんでしょうか。でも、おかゆってそんなに量は食べられないですよね。せめてビビンバとかならよかったのに。

ヨコ子おかゆを持ち帰るって、ちょっと大変そうだしね。でも何日も煮込んだこだわりの逸品らしいから、挑戦してみて余ったら会社に持ち帰って、アンナちゃんに分け与えるワ。

アンナ餌を与えるみたいな、言い方やめてくださいよ・・・。

ヨコ子:また、店員さんがほとんど韓国人なんだけど、やっぱり日本人とは違うなあ、と思う。
女の子は、いわゆるツンデレとでもいうのかしら。みんなかわいいんだけど、余計な笑顔はなく、実にクール!でも、口調はあのたどたどしい感じだから、愛らしいというか・・・。

アンナ:それはツンデレではなくてクーデレですね♪まあ、日本のサービスが過剰なんじゃないかって思うこともありますよね。

ヨコ子:一方男の子はというと、遠慮がちで初々しくて、テレビで見る韓国メンズのソフトなイメージなんだよね。なんか、韓国人の男女の力関係って、気の強い女の子に、甘くて優しい彼が振り回されるイメージ。

アンナ:ああ、「猟奇的な彼女」とか「僕の彼女はサイボーグ」とか。

でも、韓流スターって鍛えてるから屈強なイメージがあって
いざというときは守ってくれるんだと思いますよ。

ヨコ子:ああ、なるほどねー。それいいね。逆よりよっぽどいいね。見た目は男らしいのに、中身はふにゃっふにゃなんてヤダヨー。

アンナ:最近の流行りは、どうやらクリーミー系男子らしいですよ。

ヨコ子:へー。(anan2月16日発売の1746号にあったな・・・)

アンナ:そうです。クリーミー系男子は、ソフトな髪型で優しい笑顔だけど、中味があって、やりがいのある仕事や趣味に打ち込んでいる人。そして、話をよく聞いてくれて、女性をたてる優しさや
適度な男らしさもあり、厳しいことも言ってくれる人の事らしいです。

K林(突如乱入):最近じゃロールキャベツ男子ってのもいるらしい。

ヨコ子アンナ:なんですかそれ?っていうか、いつから聞いてたの!

K林:まあ、いいじゃん。見た目は草食だけど、中身は思いっきり肉食っていう・・・

ヨコ子:まんまでスねー
日本人は血液型とか、動物キャラとか、何でも系統だてるのが好きなんですねえ。

アンナ:個性がなくなる感じがして嫌ですよね。

ヨコ子:おもしろいけどね。

ま、話はそれましたが、とにかくランチメニュー以外にも今流行りのスンドゥブ定食とか定食メニューが豊富。女性の一人客が多くて、ランチには穴場なお店です。

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PH/仕事に疲れたオンナたちを癒すのは激辛料理かクリーミー男子か

今回のハッケン ソロモン亭
札幌市中央区南一条西6丁目1-4 第27桂和ビル2F
ランチ11:00?17:00(ランチセットは15:00まで)
ディナー17:00?24:00
※情報は当ブログの記事記載時点のものです



ヨコ子とアンナのさっぽろハッケン日記Vol8?女子で色めくバレンタイン

ヨコ子/結婚には焦ってないと言いはるアラサー女子
アンナ/社会人のタマゴで22歳。夢と希望にあふれているらしい


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アンナ:終わっちゃいましたねーバレンタイン。
私は、今年も丸井今井大通館で開催されているサロン・デュ・ショコラに行ってきましたよ!

ヨコ子:私は、恥ずかしながら、その存在を今年初めて知ったよ。バレンタイン2日前に一応行ってきました。

アンナ:えっ!疎すぎですよそれ。
毎年、国内外の有名ショコラティエが作った物や有名ホテルが出店しているんですけど、いつも
すっごい人だかりですよ。

ヨコ子:確かに。女の人ばっかりで、みんな目の色変えてた。けっこう売り切れ続出だった。

アンナ:そうなんですよォー。人気があるものは売り切れていましたねーo(TヘTo)

色々なチョコを見ているだけでもなんか幸せになるし、試食を出しているお店もあるので、様々なチョコをつまみ食いできます。
 ちなみに自分用チョコ買ってきました。フランス人、セバスチャン・ブイエのショコラアソート、4つ入りだいたい1200円だったかなぁ。
ひとつどうぞ。

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ヨコ子:4粒で・・・1200円?なぜこれを選んだの?

アンナ:私の苦手なナッツが入っていないという点と(笑)、この「キャラメル ムー」ってう名前が付いたハート型のチョコにあしらわれた赤い模様に妖しいオーラを感じて。それで買ってみたんです。

ヨコ子:いただきます。うーん、この鼻から抜ける感じの、濃厚なカカオの香りがざ・ぷぅれみあむんって感じ。

アンナ:ほおばりすぎです。一口かじると、カリっとした歯ごたえと、その後からすぐに舌の上で優しく溶けていくこのギャップ・・・たくましいのにやさしい・・・みたいな(萌)

ヨコ子:なんの想像している?

アンナ:あはは(汗)

こんなチョコレートを食べるとショコラティエの情熱が伝わってくる気がしますよね。

ヨコ子:うん。ショコラティエってもはやアーティストだよね。食べたことはなくても、私でさえジャン=ポール・エヴァンとか、ピエール・エルメとか知ってるもんね。とあるショコラティエが東京のデパートに来て開催したイベントをテレビでみたんだけど、もうキャーッ!って女性たちの黄色い声がすごかった...。

アンナ:イケメンだとなお、良しですね。ところで、ヨコ子さんは何か買ったんですか?

ヨコ子:スイスのファバラジ―っていうスタイリッシュなチョコを買いました。

アンナ:誰用ですか?

ヨコ子:ふっふっふ

アンナ:・・・。また、もったいぶって。どうせ、自分用かお父さん用でしょう。

ヨコ子:フッフッフ

アンナ:妖しく笑わないでくださいよ。

でも、高い物ではチャーム付きの一粒1500円のチョコレートもあってびっくりしました。もう今じゃ女友達で交換したり、自分にチョコを買っていく人の方が多いらしいですよ。私も、その1人です(笑)

ヨコ子:江崎グリコのデータによると、ここ数年のバレンタインにチョコをあげる相手は彼氏や告白したい男性よりも女友達の方が大きく上回っているらしいよ。今年は、バレンタイン女子会プランっていうフレーズもよく目にしたし。

 でも、もちろん会社では女性陣から男性陣へ、日頃の感謝をこめて送らせていただきました。お返しなんてとんでもないですから。ほんと、いえいえ。めっそうもない。

アンナ:・・・誰アピールですか?ホワイトデー楽しみですねー(笑)

そういえば、ハッケンしたんですけど、サロン・デュ・ショコラ会場のエスカレーター近くに飾られていたモナリザ見ました?


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ヨコ子:え?そんなのあった?

アンナ:ありましたよ?。このモナリザってチョコでできてるんですよ。写真じゃ分かりづらいかもしれませんが、細部までモナリザを表現していて思わず、なめるように、食い入るように、まじまじ見てしまいました。

ヨコ子:モナリザを食べるなんて恐れ多くもあり、微笑が素敵になりそう。

アンナ:残念ながらあれは食べられないですから(―_―)!!。

あと、もうひとつハッケンが!私、海外のチョコって青や緑の寒色系の着色料を使っているイメージだったんですが、いろいろ見て回ってみると着色が割と少なくて、使っていてもチョコレート本来の色を生かした暖色系のものが多かったんです。
 逆に日本のチョコは、青や黄緑色の着色料を使った外見にインパクトが強いものが多いように思いました。
そういった意味で海外のほうが、中身に衝撃がありましたね。

ヨコ子:そうなんだ。。。何でも、シンプルなほうが難しいよね。

でも、プレゼントするとなると、他の人と違う見た目がハデなものをあげたくなるよね。

アンナ:ええ、だから私たちはチョコの奥深さをまだまだ理解していないのかもしれませんね(笑)

ヨコ子:そういえば、昔付き合っていた彼に、チョコの代わりに手作りわらび餅をあげたことがあったっけ。

アンナ:は?!なんの嫌がらせですか!

ヨコ子:いや、わらび餅が好きだって言うから。タッパーに入れてあげたら、よろこんでたよ。ぷぷ

アンナ:うわー(涙)女子力のカケラもない・・・。そういう私も以前、バレンタインにお料理教室の体験コースに行って、そこで作ったチョコレートケーキをそのままあげた思い出が・・・(汗)

ヨコ子:結局、私たちダメね。
来年は、サロン・デュ・ショコラの初日に行くくらいの勢いで、バレンタインを迎えたいものです・・・

今回のハッケン ?パリ発、チョコレートの祭典? サロン・デュ・ショコラ
2/3?2/13丸井今井大通館で開催。
今年は12カ国約93ブランドが集結する毎年大人気のイベント。
モナリザのチョコ絵画
レオナルド・ダ・ヴィンチ作のモナリザ。実物大をチョコレートで再現。
チョコレート重量13kg 板チョコレート(100g)130枚
メリーチョコレート提供



ヨコ子とアンナのさっぽろハッケン日記Vol7?完熟卵で人生ムダなし?

ヨコ子/結婚には焦ってないと言いはるアラサー女子
アンナ/社会人のタマゴで22歳。夢と希望にあふれているらしい


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アンナ:今回はハンバーグ屋さんに行ってきました!

ヨコ子:おぉ。これまた唐突な。

アンナ:ええ、たまにはズバババっと話を進めるのもいいかと。
それに、話が長くなるとヨコ子さん語りだしちゃいますし。

ヨコ子:最近そんなに語ってないけどね。

アンナ:そうでしたっけ?まあまあ。
私が行ってきたハンバーグ屋は狸小路7丁目にある・・・、

ヨコ子:狸小路7丁目、いいよねえ。
昭和の香りただよう帽子屋さんとか、お茶屋さんがあったかと思うと、いけてる古着屋とか、おしゃれな居酒屋があったりして。
「炭おやじ」で炭の煙にまみれたり、「コピティアム」で異国気分に浸りつつ飲むのが好き。

アンナ:ですよね!狸小路のなかでも私が一番好きなのが、実は7丁目です。でも、1丁目もなかなか見逃せないエリアで、パフェが美味しいメイド喫茶があってよく通ってました。
って、やっぱり話がズレちゃいましたね。。。
はい、戻しましょう! 7丁目を歩いているとハッケンしました!ハンバーグ570円の看板がびっくりの、ハンバーグ屋「ステーキ&ハンバーグ10」です。

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安すぎでしょ!って思いました。ハンバーグにご飯、味噌汁、コーヒー、サラダまで付いてこの値段ですから、お得ですよね?

ヨコ子:ランチで500円台はうれしいよね。私も行ったことあるけど、厨房が超オープンで、すぐ目の前でパチパチハンバーグだねを叩いて作っていて、
ちょっと飛んでこないか心配なところでしょ?

アンナ:いや、飛んでこないですって・・・。
私、厨房前のカウンターに座ったことあるんですけど、ハンバーグを叩く店員のお兄さんがカッコよかったんですよ?。あの叩くたびに浮き出る腕の筋とか骨の感じが好きです(笑)
味噌汁やコーヒー、サラダはセルフサービスなので、自由に好きなだけ食べられるのがうれしいんですよね。

ヨコ子:最近、半セルフって流行ってるよねー。

アンナ:人件費節約という事情もあるのかもしれないけど、加えて自分で自由にとりにいけるというワクワク感を楽しんでもらおうというのが狙いかも。

ヨコ子:でもさ、サラダバーの前で利用の仕方が分からず
立ちすくむおばあちゃんとか、スープこぼしちゃうおじさんとか、セルフ給油に自信がなくて、スタッフのお兄さんにやってもらう私とか、逆に手間になっている光景を目にしない?

アンナ:ヨコ子さん、自分で給油できないんですか・・・それなら、セルフじゃないガソリンスタンド行ってくださいよ(涙)
でも、やっぱり注文をしてから料理が運ばれてくるまでの時間が早いんですよ。お昼にゆっくり時間を取れない人にオススメしたいです。

食べたのは、和風おろしハンバーグセット。
 写真で見て分かるように、熱い鉄板の上に乗った大きめのハンバーグが、かなりの存在感!このハンバーグのこだわりは、牛肉100%のところなんです。
 だからハンバーグなのに「肉」を食べた気分になるんですよね。


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ヨコ子:えっ、ハンバーグも肉でしょ?!

アンナ:いや、そうなんですけど!ハンバーグってミンチだし、玉ねぎとかパン粉とかが入っているから、焼肉とかステーキよりも、これぞ肉っていう感じがしないじゃないですか。だから、私の中でハンバーグは“肉”の認識として薄いんです。

ヨコ子:思いっきし肉だけどね。じゃあ焼き鶏のつくねとか、ギョーザとかもそうなんだ。
でも、和風おろしソースが、スパイスの効いたお肉の風味とマッチして美味しかったワ。

アンナ:ですね!それに熱い鉄板の上に乗っているので、徐々にハンバーグの裏面が焦げてきますがこれが、コゲマニアの私には、良い加減のコゲで幸せな気分になるんですよ?

ヨコ子:コゲは体に毒ですよ?。

アンナ:いつの迷信ですか・・・。まああまりよくないかもしれませんけど、
今が幸せならいいかもって思っちゃうんですよね。あと、このハンバーグセットの目玉焼きって半熟だから食べづらいと思いません?

ヨコ子:確かに、トロトロだから黄身が残念な結果になることが。


アンナ:そう!だから私が編み出した裏技を紹介しましょう!!
それは・・・・目玉焼きをひっくり返すこと!
鉄板が熱いので、黄身がしっかり焼けて半熟が苦手な人でも食べられます。

ヨコ子:えええー。せっかくの半熟を!

アンナ:だって、もったいないじゃないですか!あ、半熟が良いなら、ひっくり返している時間を短めにすればいいんですよ。

ヨコ子:なるほど。って、ほんとワイルドだね、というか合理主義というか・・・。
ああ?黄身が流れちゃう?、とか言いながら食べるのが
卵という食べ物の醍醐味じゃん。
あれでしょ、月見そばとかでも卵の黄身を丸ごと食べちゃう派でしょ?

アンナ:もちろん!やっぱり、損はしたくないですから(笑)

ヨコ子:こわいわー。なんか、気をつけよう。。。

アンナ:そおんなこと言ってるから、いろんなことを逃すんじゃないですか。
って、あ、にらまないでください(^O^)/冗談冗談。
今度、ぜひ試してくださいねー

今回のハッケン ステーキ&ハンバーグ10
札幌市中央区南2条西7丁目1番地(狸小路7丁目)
AM11:00?PM11:00




ヨコ子とアンナのさっぽろハッケン日記Vol6?オンナの必殺メニューとは?

ヨコ子/結婚には焦ってないと言いはるアラサー女子
アンナ/社会人のタマゴで22歳。夢と希望にあふれているらしい


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ヨコ子:今、我が家の食器棚が、魅惑のスパイス臭で充満しています。

アンナ:???ああ!ガラムマサラですね!スープカレー教室、楽しかったですね!仕事もそこそこに切り上げて参加した甲斐がありましたー

ヨコ子:しーっ。そんな堂々と・・・そこそこって。

アンナ:いやいや、これも仕事のうちですから!

何が楽しかったかというと、道新文化センター主催「お鍋ひとつで簡単スープカレー」教室なんですねー。スープカレーの単行本(年1回)やwebサイトを通じてカレー情報を発信しているティーツーワイジャムさんが、企画・運営をしていて、毎回札幌市内にあるスープカレー店の店主を招いて開催しているんです。もう5年になるんですって。

今回は、琴似にある「札幌カリーぱお」の山口さんを講師に、
お家でも簡単にできるスープカレーを教えてもらいました。30人程の参加者がいましたね。

ヨコ子:これだけスープカレーが一般的になっても、やっぱり家で作るのは普通のルウカレーで、スープカレーって手作りするには面倒なイメージの人って多いはずだけど、意外と簡単じゃんって驚きだったよね。

アンナ:たしかに!だって、みじん切りにした玉ねぎをレンジにかけて、鍋でクミンを炒めて、さっきの玉ねぎ入れて、水、ホールトマトを放り込んで、調味料入れて、チキンレッグを入れて2時間待てばいいんですもん。

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ヨコ子:ずいぶんとざっくりとまとめたわね。でも、ほんとそれぐらい簡単。
「へえー」って思ったのは、たぶん煮物でいう差し水代わりになる"びっくり氷"かな。鍋に具材を全部投入して30分煮込んだ後に、氷を入れることで、うまみ成分がギュッと凝縮されるんだという。油の粒子が細かくなって、黄色が鮮やかでキレイな色のスープになったよね。

アンナ見せ場でしたね、みんなから「おおーっ!!」って歓声が。あと、盛り上がったのはガラムマサラづくり!ターメリックやコリアンダー、クミンなど7種類のスパイスを、自分の好みで調合してびんに詰めるの、わくわく?。

ヨコ子:あれ、結構性格出るなあと思ってみんなの作る様子見てたよ。

あなたの見てたら、まあ欲張る欲張る。ビンからあふれでそうになるくらい、いっぱいいっぱい詰めてたよね。私なんか、ちょっとずつちょっとずつ入れてたもん。謙虚だから。

アンナ:だって、それだけの受講料払っているんですし。
謙虚って、ときには損ですよ?。

でも、スパイスにもあんなに効用があるんですね。
私が今一番ほしいものは、抗菌・抗ウィルス作用のあるナツメグ。

ヨコ子:インフル流行ってるしね。

アンナ:そうです、対策はしっかりと!あとは、ダイエット効果のあるチリペッパーですね。少しダイエットも考えないと(涙)。

ヨコ子:これからは、自分に不足している効用を持つスパイス小瓶を持ち歩くのがブームになるかもしれない。ちょっと食べすぎたわー、と思ったら、懐からビン出してトントンって、オブラートかなんかに包んで、体内に取り入れるっていう。

アンナ:ちょっとちょっと!そのままでは食べられませんからっ!あくまで、スパイスとしてですよ。

ヨコ子:で、肝心の味も、スパイスがちゃんと効いてたし、お肉はやわらかかったし、ご飯がもりもり進んだよね。
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これ、お店出してもイケんじゃない?って思ったけど、講師の山口さんが作ったものも食べさせてもらったら、それは大きな勘違いだと気付いたワ・・・。

アンナ:1回作っただけで、そこまで思い込むヨコ子さんはすごいと思いますけどね(笑)。

でも確かにおいしかったです。最初、ちょっと辛さが足りないかなと思いましたけど、講師調合のスパイスをふりかけると、ちょうど良い辛さになって、おいしさアップしました。

今度自分で作るときは、より自分好みの味を追求したいな。

ヨコ子:参加者は女性がほとんどだったよね。3人一組になって調理をしたんだけれど、ああいうとき女同士って初対面の人と一緒に料理をするなんていう場面でも、わりと楽しくできちゃうのよねえ。

「男同士は、名刺交換や肩書きをお互い明かさないと、初対面では話ができない」って誰かが言ってた。

アンナ:だから、定年後に近所づきあいができない男性が多いんですかねー。

あと、おもしろかったのは、自己紹介で自分の好きなカレー紹介していったこと。
「どこそこのスープカレーが好き」だとか、「スープカレーは野菜たっぷりじゃなきゃ」とか、それぞれのスープカレーに対するこだわりがあって、熱い時間でしたね。

ヨコ子:ほんとだよね。北海道のスープカレー文化は確実に根付いているよねー。

私も、ここはひとつスープカレーを作れるのは道産子オンナのたしなみ、とでも思って、「アタシのスープカレーおいしんだからぁ」みたいな女子アピールの武器とするか。

アンナ:・・・その効果や、いかに!楽しみにしてますから!

ヨコ子:まず特訓します。。。これから毎日食べに来て。


アンナ:無理

今回のハッケンびっくり氷にびっくり
具材をすべて入れて、1時間煮込んだあと、氷を入れて30分煮込む。 氷を入れることで、うまみ成分がギュッとしまるそうです。
ガラムマサラは調味料のみならず
小麦粉大さじ3、水大さじ4、ガラムマサラ小さじ3をあわせて衣にする。今回はチーちく(チーズをつめたちくわ)でしたが、厚揚げとかはんぺんでもおいしそう。