Bonkers 株式会社ボンカーズ

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やまさんのハッケン日記VOL.39「熱い想いの演劇鑑賞」

やまさん1人の時間を愛する社会人1年生。落ち着いて見えるらしいが実際は小心者な女。004.gif


「いま札幌に足りないのは、エンターテインメントだと思う。」


これは2010年の夏頃、まだオープン前だった札幌中心部のレンタルショップに、広告として掲げられていたキャッチコピーである。
レンタルショップの宣伝ではあったが、私はこれを見て「演劇にとってもその通りだ!」と、心密かに思ったものである。



私はここ2〜3年、演劇鑑賞にハマっている。昨年は大小問わず様々な公演、計13回劇場に足を運んだ。東京や大阪まで観に行った事もある。観た作品もバラバラで、劇団四季の「ライオンキング」はもちろん、地元である札幌の小さな劇団の公演まで様々だ。



つい先日も、小林賢太郎氏が脚本・演出・出演する「うるう」という演劇を観てきた。
氏の大ファンである私は胸を弾ませながら劇場に向かい、舞台の上で繰り広げられる世界をたっぷりと堪能し、時に笑い、時に涙した。このブログを書いている時点でまだ公演中の舞台なので多くは書くことができないが、心温まり、笑顔で劇場を後に出来る素敵な公演だった。



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「うるう」のポスター。1人の男と1人の少年の物語。


劇場では演劇鑑賞仲間とも合流し、開演前は緊張を分かち合い公演後はそれぞれに感想を語り合った。演劇鑑賞の醍醐味は演劇を観るだけではなく、一緒に見た人、そして役者と同じ時間を共有する所にあると思う。同じ内容で同じ会場であっても、公演日によって表情が微妙に違う。その瞬間瞬間を共有できるのがなによりも楽しいのだ。


演劇が趣味であるため、一人で演劇を観る事も多々ある。しかし、そこで受けた衝撃や感銘といった、感情の揺らぎを誰にも伝えられずに自分の中で燻らせてしまう。それは少しさみしい。
しかし、演劇を一緒に観に行こう、と人を誘うのは本当に難しい。
北海道には劇場が少ない。そして劇場が少ない分、有名な役者が出演する演劇も少ない。そして、一回の演劇のチケット代もかなりかかる。有名な役者が出演するものとなると5〜7000円が相場で、それ以上のものも多くある。それが2時間弱の時間で消えていく。未知の世界のものにそれだけの金額を投じる事を簡単には勧める事が出来ない。



それでも誰かに勧めたいと思うのは、良いものを共有したい、ただその一心だ。
生で繰り広げられる世界に勝るものは無い。その場に居るだけで、その世界のパワーに魅了され、圧倒され、感じるものがある。その感覚を味わってほしい。あわよくば共有し、共感したい。その一心なのだ。



機会や経験がなければその良さもわからない。足りないと思うだけではなく、積極的に飛び込んでしまえる勇気と、それが出来る環境が生まれれば、きっともっと演劇というエンターテイメントが身近で楽しいものだと気がついてもらえるはず。



「いま札幌に足りないのは、エンターテインメントだと思う。」が、
「いま札幌で熱いのは、エンターテインメントだと思う。」
に変わる日を夢見ながら、私はこれからも演劇を楽しむだろう。




ヨコ子のハッケン日記VOL.38 必見! ちまちました偉人たち

ヨコ子結婚には焦っていないといいはるアラサ―女子004.gif


 並外れた推理能力と取調べの技術で事件を解決してきた平成生まれの弊社の新顔、"やまさん"の存在感に戦々恐々としているヨコ子です。いつか私も、落とされるに違いない・・・。

 
そんなハードボイルドな日々から逃れるかのように、先日小樽へと足を運びました。昨年の12月から小樽文学館で行われている企画展「よくまぁ こんなに展―高山美香のちまちまワールド―」を見に行ったのです。

 高山美香さんは札幌在住のイラストレーター。数年前から、文豪や偉人たちを模した"ちまちま人形"が話題となっています。昔から偉人、なかでも"文豪"に興味津々な小生。朝日新聞の連載コラムや方々で"ちまちま作品"の話題を聞くたび、想像を膨らませており、今回運よくタイミングが合ったというわけです。


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 会場に足を踏み入れるや、世界中の偉人たちがガラスケースに入れられるでもなく無防備にズラリ。その数130体というボリューム。そして、どれも10センチ未満の大きさでありながら、衣服や小物など細部にわたり精巧に作られており、その根気を要する作業を思うと頭が下がります。まさに"ちまちま"と時間を要して作り上げているのでしょう。  


 人形の素材は、FIMO(フィモ)というオーブンで加熱すると固くなる粘土。メガネや本などには木材やプラスチックなども使っているそうです。何時間も書斎に籠るであろう文豪の灰皿を2つ重ねにしていたり、ちゃんと先が焦げている小さな煙草、背中に背負った荷物の中身にいたるまで、見える見えないに関わらず随所にこだわっており、ついまじまじと見入ってしまいます。
また、人形に添えられた意外なエピソードが、作品の面白さを倍増させるんです!

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THE文豪、夏目漱石大先生


 授業中のおサボリ道具として、友達から回って来る漫画に加え、国語便覧を熟読していた小生にとってはウフフな内容ばかり。国語便覧って、読み方によっては今でいう週刊誌みたいな内容だと思いませんか。与謝野鉄幹が北原白秋の原稿をトイレの紙に使っていて、それを知った白秋が大激怒でチームを抜けるとか、中原中也がNHKの入社試験で「受付でもやらして」と答え不合格になったとか。誰がこーした、あーした、というさもない話題が、大真面目に載っているところが笑えます。
 
 今回の企画展のなかで衝撃的だったのは、かの、大発明王エジソンは、技術者たちを実験が成功するまで鍵をかけて研究所に監禁したそうな・・・。やはり、天才と狂気は紙一重です。

 
 
 
 自由にウェブにアップしていい、との大らかさも北海道ならではでしょうか。


 以下、偉人たちです。


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頭にペットの猫をのせ平和を訴えます。エイブラハムリンカーン



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よおく、見てください。泣き虫アンデルセンの眼にうっすらと涙が滲んでいます。琴線が震えます。

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悲しみはよごれつちまったわけです・・・やさぐれ感漂う中原中也。

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下から顔を覗き込みたくなる、太宰治。


 そして極めつけは、こちら。

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発寒商店街の源光さんだそうです。世界の偉人と肩を並べる人物が発寒にいたとは・・・。

 ジャック・ニコルソンよりも、個人的にはそのロナウジーニョ似の妻のほうに恐怖を覚える名画、『シャイニング』の趣向を凝らした仕掛けも、また一興。


 高山さんが "ちまちま作品"を生み出すまでを模索する苦悩の日々もわかるヒストリーもあわせて展示されており、何だか勇気をもらえます。企画展は4月1日まで開催されており、3月3日には、高山さんのトークショーもあるそうなので、興味のある方はぜひ。


 久々に感じた文学の風が、心地よい休日でありました。





ヨコ子のハッケン日記VOL.36「二度目のモテキ」

ヨコ子/結婚には焦ってないと言いはるアラサー女子
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 先日訪れた2度目のモテキにブログもさぼりがち、
って映画です映画。2度目の『モテキ』(<http://www.moteki-movie.jp/index.html)を観てきてしまいました。低恋愛偏差値・サブカル男を自称する森山未来演じる主人公・藤本幸世に、突然やってきたモテキ・・・。恋に人生に煩悶、妄想 奔走するというストーリーで、深夜ドラマとして異例のマイナー?ヒットを飛ばしました。長澤まさみや麻生久美子など共演女優の豪華さも話題を呼びましたよね。


 私は劇中に流れるハイセンスな音楽に、ドラマ時代からすっかり虜。特に90年代後半のちょっぴりマニアなジャパニーズロック・ポップをよく聴いてきたものにとっては何ともツボど真ん中の選曲。岡村ちゃん、フィッシュマンズ、イースタンユース、ソウルセット、そして大江千里・・・(?)。ちょっと今回は少々熱弁ふるいますがご勘弁を。


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オープニングで神輿の上でモテキ到来に武者震いする森山未来に私も震えます


 そして、ドラマでは29歳派遣社員だった主人公ですが、映画では何とあの超人気ポップカルチャーニュースサイト「ナタリー」(http://natalie.mu/)の編集部員へとステップアップしているじゃあありませんかっ!私もたまに訪れていた「ナタリー」、あまりに情報が細かすぎ早すぎて、読者から"キモイ"ともっぱらの好評化をされているサイトです。

 
 今回映画とはいえ、その編集部の世界を垣間見て気になったのでナタリーについてちょっと調べてみました。私たちもよく行う情報収集の方法は、毎日100?200通届くプレスリリースのチェック、アーティストの公式サイトやブログ1日約1500サイトを確認、雑誌やテレビなども常時チェックしつつの作業だそうで、結構アナログなことに驚き。もちろん、日々現場取材も行います。
 得た情報は、Webサイトやメルマガ、Twitter、Facebookアプリなどのデジタルツールで配信されるわけですが、私どもが行っている紙媒体とはやはりその"即時性"が大きな違いでしょうかね。雑誌だと、いくら短くても情報を得てから刷り上がりまで1週間はかかります。
 それと、取材対象者に原稿内容の確認を取る「校正」が必須の者にとっては、物語で幸世が取材日の翌朝に"ピン"とアップしていたのに、「こ、校正はいいのかしらん!?」なんて少し不安を覚えてしまいました...。でも、その分自分の原稿に責任感が増しそう...。書き手の想いもダイレクトに届くかもしれません。


 また、社長の大山卓也氏がとあるインタビューでこんなことを―。

「僕らの土台は編プロなんですよね。毎日取材をして記事を書き続けるという泥臭い仕事をしています。いくら仕事ができても、対象に愛がない人はこんな泥臭い仕事はやっていられないと思うんです(笑)」

だからスタッフはライターだけじゃなく、エンジニアもデザイナーも音楽や漫画、お笑いが好きな人だそうで、映画でフラフラしていた幸代が社員になったのもうなづけました。確かに、毎日泥試合を繰り広げている身にとっては「ごもっとも!」なお言葉です。
 そして、社長の大山卓也氏って、札幌出身・北大出身だったんですね。ますます勝手な親近感を覚えました。


 なんて、少々『働きマン』的な見方をしてしまいましたが、実は物語で一番ぐっときたのはそんなところじゃあないんです。
 麻生久美子演じる33歳OLるみ子が、幸世に恋をしてうまくいかなくて、どうしようもなくて、想いが爆発する場面があるのです。1回目観たときは爆笑して隣の友達にたしなめられた私ですが、2回目のときは号泣・・・「・・・多感かいっ!」
そのときの友達は、「恋愛から離れすぎていて理解できない」と言っていました・・・。 


 下世話だけどピュア。いや、ピュア故の下世話さか?とにかく、いくつになっても恋愛で右往左往する大人たちの姿とナイスな挿入歌。モテる人もモテない人も楽しめる内容ですよ。

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ヨココ版 「モテキコンプリートアルバム」作れちゃいます




タカツのハッケン日記Vol.35-大いなる旅路の途中で

タカツ/雑学好きだが薀蓄が玉にキズな1児のパパ。35歳
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先日のブログで紹介させていただいた、トマムさんのお話です。

 

トマムの冬は、極寒の北海道の中でほっと温かくなれるようなニュースを提供してくれます。

 

トマムの冬と言えば、全てが氷でできた街・アイスビレッジ。

今年のアイスビレッジのコンセプトは「ストーリーを持った氷のオアシス」とのこと。氷の教会や氷のホテルなど、"冬の寒さを楽しむ"ことを提案するために生まれた氷の街・アイスビレッジですが、今年はそこにストーリー性を持たせた展開を考えているそうです。

 

 山から湧き出した水は川を流れ海に注ぎ込み、その後水蒸気となって雲に姿を変え、雨となってまた大地に還って行きます。この水の循環は、森や海、そして我々に潤いをもたらし、命を繋ぐ尊い営みです。

 空知川や鵡川という清流の源流地点に近いトマムは、そんな水の大いなる"旅"の出発点とも言える場所。そこで水たちは、旅の途中にほんのひと時だけ氷に姿を変え、人生を旅する我々の疲れを癒す"氷のオアシス"が出現する...というストーリー。

 

 トマムが水の出発点であること、水の旅の途中で、トマムに雲海ができること...水の物語が企画会議で出来上がった時、山岸さんを含めたメンバー全員が鳥肌を立てたというのもうなずけます。

 

 アイスビレッジでは、氷でできた教会やホテル、バーなどが出現するほか、アイススケートや氷のグラス作りなどが楽しめます。またアイスドームでは、旭川の酒蔵、高砂酒造さまによる大吟醸酒の仕込みも行われ、そこで作られたお酒を飲むこともできます。

 昔から行ってみたいと思っているアイスビレッジですが、寒さにめっぽう弱い変温動物である僕の連れ合いは絶対に連れて行けません。

 

 アイスビレッジのほかにも、子供たちが楽しみながらスキーの上達ができる「アドベンチャーマウンテン」では、トマムの森の平和を乱すニクイ奴「チョッカリ大魔神」とスキーのガチンコ対決ができる難関レベルが設定されたり、スキー場のレストランでは「おいしくなければ代金はお返しします」という強気のランチ「美味しさ保証付きカレー」が登場。タワーホテルレストラン「ユックユック」では、北海道のジビエフェアとしてエゾ鹿肉や合鴨肉を使ったメニューが楽しめます。

また、僕のような子供連れのファミリーには嬉しいサービス「ままらくだ委員会」にも、新たな取り組みが誕生。札幌?新千歳?トマム間を往復する、子連れゲスト専用の「ままらくリムジン」が運行されるほか、ホテルの部屋やレストランにもママが嬉しいサービスが続々新登場しています。

 

...気が付いたらとてもトマム様ワッショイ!な感じのブログになっていますが、一度利用させてもらったことのあるタカツとしては、わかるんですよ。トマムで過ごす時間がいかに素敵か。特に「ままらくだ委員会」の存在は特筆ですね。本当に楽ちんなんですよ。子供に必要なものがほぼ揃っているだけでなく、「周囲にも気兼ねなく過ごせる」って、実は親にとっては何よりのストレスフリーだと思うんです。

 

北海道の自然の恵みを観光資源としてフル活用しつつも、環境問題への取り組みやゲストの満足度向上に上手に昇華させているトマム様の取り組みには、今後も注目していきたいと同時に、我々も見習うべき点が多数あると感じます。

 

山岸さん、また是非いらしてください。こちらからも、また遊びに行きますね!

 




タカツのハッケン日記Vol.34お土産と共に届いた、ひと足早い冬便り

タカツ/雑学好きだが薀蓄が玉にキズな1児のパパ。35歳

 
 突然ですが問題です。以下の4つの写真は、とある方からのお土産です。
 それはどちらから来られた方でしょうか?

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↑「富良野キャンドル工房」さまとのコラボで生まれたキューブキャンドル。独特の冷やし方で生まれる、一つ一つ入り方が違う"ひび"が、炎の揺らぎを幻想的に見せます。


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↑こちらも「富良野キャンドル工房」さまの作品のオリジナルフローティングキャンドル。表面のキラキラが、新雪が積もった雪原の輝きを表現しています。


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↑スキースクールのキャラクター「チョッカリ大魔神」のストラップ。三白眼のニクイ奴。


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↑そしてなんとビール!! いまや代名詞となった"雲海"をイメージしたビールなのだそう。


 はい、答えは?のビールに書かれていますね。

 先日、いつもお世話になっている星野リゾート トマム(10月1日より施設名を変更されました)広報の山岸さんがお見えになり、ご挨拶と、この冬のトマムでの新たな取り組みについてご説明をいただいた折に、お土産としていただいたものでした。
 山岸さん、札幌へお越しになる際にはいつもお立ち寄りくださり、ありがとうございます!
これらの商品は全てトマムのオリジナル商品として、ホテル内のショップで販売しています。チョッカリ大魔神のストラップを着けている人を街中で見かけたら、タカツは心の中でその人をこっそり仲間だと認定します。


 さてトマムと言えば、この夏ご招待をいただいて、我が編集チームの凸凹トリオと僕の連れ合い(嫁と娘)2名で宿泊体験をしました。緑溢れる初夏のトマムでとても幸せな時間を過ごさせていただいた事は記憶に新しいところ。(山岸さん、その節は大変お世話になりました。)


 季節は流れて札幌でも紅葉が進み、秋の深まりとともに、あっという間に冬の気配も感じる今日この頃ですが、山岸さんからはトマムの冬便りをいただきました。
 夏のトマムも魅力に溢れていますが、今回ご紹介くださったこの冬のトマムもまた一層魅力的! もともとウィンターリゾートとしての知名度は抜群のトマム。広大なゲレンデやアイスビレッジなど、冬のアクティビティには定評がありますが、その進化は留まることを知りません。この冬も、また新たな動きがあるようです。


 詳細は、次回のブログにてご報告。つづきを待て!


 ※ちなみに夏のトマム体験記はコチラ。

 ヨコ子とタカツのハッケン日記Vol.21 敢行!トマム体験取材第1回
 http://27.34.155.22/sys/bonkers/2011/06/vol213.html
 アンナとタカツのハッケン日記Vol.22 敢行!トマム体験取材第2回
 http://27.34.155.22/sys/bonkers/2011/07/vol2223.html
 アンナとヨコ子とタカツのハッケン日記Vol.23 敢行!トマム体験取材第3回
 http://27.34.155.22/sys/bonkers/2011/07/vol2334.html
 アンナとヨコ子とタカツのハッケン日記Vol.24 敢行!トマム体験取材第4回
 http://27.34.155.22/sys/bonkers/2011/07/vol2444.html




ヨコ子のハッケン日記Vol.33甘党男子って?-スイーツ交流会in札幌-

ヨコ子/結婚には焦ってないと言いはるアラサー女子
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  日本初スイーツ好きの男性のための『甘党男子』というサイト(http://www.ama-dan.com/ )があるのですが、先日そちらが主催する「スイーツ交流会」というイベントに参加させてもらう機会がありました。ワタクシ、一応戸籍上では女ですが、気持ちは男、とそういったわけではなく、甘党男子は女性にも門戸を開いてくれているので、厚かましくも入れてもらったというわけです。

  はて、どんないかつい甘党野郎たちが集まっているんだろう...、私の浅ーいスイーツ知識を鼻で笑われたり、「甘党失格!」とヤジを飛ばされ会の途中で会場から閉め出されたりするんじゃないか...。なんていうのは杞憂に過ぎませんでした。
参加者は20-30代を中心とした11名で、女性が4名。各自お気に入りのスイーツを持ちより、食べつつ、話しつつ、終始和やかムードで進みました。休みの日となるとスイーツの食べ歩きをする男子や手造りスイーツをネット販売している人、パン店の店長さんなどさまざまな参加者たちがスイーツ談義に花を咲かせていました

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テーブルに並べられたスイーツの数々。「べんべや」、「嘉心」、「どるちぇどさんちょ」...

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食べる前には撮影会が。アイドルの撮影会並の過熱ぶり...

 主催者であり甘党男子の代表であるヒキタさんに聞いたところ、甘党男子登録者は全国で3000人! 会社の代表でもあるヒキタさん、こうして全国でイベントがあるたび東京のスイーツを携えて飛び回っているそうです。あの、超有名パティシェ辻口さんを講師に招いてイベントも行ったりしているとか。熱いです。

  参加者のなかで、特に目立っていたのが、スイーツ店やパン店をめぐってはそれを絵に描いているキュートな女子高生。作品を見せてもらったところ、そのプロフェッショナルぶりについエキサイト!水彩色えんぴつをベースとしていて、ところどころ修整液を使うなどした独特な質感やセンスの良い色づかいが見事です。気の効いたコメントにも、思わず口をあんぐりでした。
  なんか、これからの明るい日本を予見しましたネ(←何様...)。


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恐るべし女子高生!充実ブログをご覧あれ「まりちゃんのおいしい絵日記」http://ameblo.jp/9683love/

 
 そうして会は2時間ほどで終了。いやー甘党といえども、実に刺激的な時間を過ごしました。みなさんの探究心にはすっかり脱帽しました。スイーツ王国北海道、さらに盛り上がっていくことを確信した夜でしたね。
  帰り際に、「甘党男子」メンバーズカードなるものをいただきました。これで、私も立派な党員です。これからは、甘党の名に恥じないスイーツライフを送っていく所存でございます。今後も憎きニキビと闘いながらも、札幌のスイーツ情報を追いかけていきたいと思います。

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ヨコ子のさっぽろハッケン日記Vol.28〜ヨコ子、入院するの巻

ヨコ子/結婚には焦ってないと言いはるアラサー女子
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 人に長所を聞かれると「健康。」と答えていた私ですが、先日体調を崩してしまい、10日間の入院をするはめになってしまいました。自分で救急車を呼んで乗ったのも初めてなら、点滴をするのも初めて、もちろん入院なんて初めての経験でした。「晴天の霹靂!」と思いつつも、自分だけは病気しないと思うなんて厚かましい考えだと改めました。そして、年はとっても未知の世界ってまだまだあるのだなと実感しました。

 入院したのは某O病院。昨年冬に建ったばかりで、何と自宅から大股で10歩ほどの距離にあります。病院内の窓からの風景と自宅から眺める景色が変わらない、という奇跡的な環境で、熱などがないときは点滴を引きずったまま帰っても、誰も気づかないんじゃないかと思うほどでした。

 

 主治医は、医者からぬ気さくさと熱心な対応が信頼できる先生でした。私が深刻な顔をすると笑い飛ばし、「じゃあ大丈夫なんですね」と気を緩めると「油断はできない」と返すという、飴と鞭を使い分けながら治療してくれました。

 しかし、身内じゃない人にこんなにお世話してもらったり心配されると、身体だけじゃなく、人生まで救ってもらえるような妙な錯覚に陥りますね。男性の看護師さんも同様、異性とあらばなおさらです。私の全人生預けていいですか、と何度かのど元まで出かかりました。・・・相手にとっちゃあはなはだ迷惑な話です。

 

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 点滴三昧な日々。なぜか棒の部分がべっこべこ

 

 

 部屋は4人部屋で、人は結構入れ替わりましたが、個性派ぞろいでした。絶食の指示が出ているのに、友達にケーキを持ってきてもらい隠れて4個もたいらげたり、隠れて売店で菓子パンを買い食いし、「食欲はありません」とお医者さんに平然と言っていたぶっ飛びキレイ系女子がいました。聞けば、現役の看護師さんで、たぶん自分の病状はよくわかっていた(?)のでしょう。アラサ―同志、仕事について語り合いました。

 そして、おばちゃんたちはとにかくパワフル! 同じTV番組を見ては「おいしそー」とかキャッキャと笑い声をあげたりと同じ反応をしていました。おばちゃんたちの間では、救急車の音がするたび「来たっ!」と窓にかけより、「入った!」と声をあげるゲームが流行っていたようです。...小学生か。

 そんななかで「病気になってしまったのは仕方がない。落ち込んだって治らないんだから、それなら少しでも良くなる方法を考えたほうがいい」と、重い病気を抱えたおばちゃんの含蓄のある言葉には感銘を受けました。消灯時間を過ぎても、イヤホンはずしてTVを見続けるのはやめてほしかったですけど・・・。リスペクトおばちゃん。アンチエイジングなぞに必死なおばちゃんより、こういうパワフルで前向きなおばちゃんになりたいものだと思いましたね。おばちゃんパワー、病にも負けず! ハッケンです。

 

 体調が良いときは、ひたすら本を読んだり、ピタゴラスイッチ→日本語であそぼを見たり、松本清張のようにひたすら点と点を線にしたり(by「てんつなぎ」学研)していました。兄弟や友達、会社の方々にも随分と迷惑兼お世話になりました。家族の入院の経験からわかっていたつもりではいましたが、自分が病気になるということは、こんなにも多くの人を巻き込み、手助けが必要となるのだなと痛感。結局人は支え合って生きて行くのです、なんて金八的なことを思わずにはおれませんでした。

 

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会社の上司から差し入れいただきました。この対象年齢って・・・

 

 そうして、10日間は意外なほど、あっという間に過ぎて行ったのです。

 

 久々のシャバの生活に感謝しつつ、手にした入院費の明細書には目ん玉が飛び出ました。高額医療費適用だったものの月をまたいでしまったため、計算すると返ってくるのはごくわずか。協会けんぽに結構なボリュームの資料を提出し、認定されると4カ月後くらいに返却されるそうです。

 これからは、健康面を意識した生活・マネープランというものを組み立てなければならないと強く思った経験でございました。

 

 もう、チャラチャラしてはおれません。

 自分の身は自分で守ろー

 一生懸命働いてもお給料が病院代で消えていくなんてせつないぜー

 近頃マンションの管理人さんとは健康の話題で持ちきりだぜー

 

 私、2011年後半のテーマには"健やか"という言葉を据えて、仕事に遊びに取り組んでいきたいと思います!




アンナのさっぽろハッケン日記Vol.25〜手芸の講習会へGO!
アンナ/社会人のタマゴで22歳。夢と希望にあふれているらしい
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 先週の土曜日に、手芸のビーズ講習会に行ってきました。 私は縫い物や編み物などが趣味で、よく小物などを作ったりするのですが、まだビーズ小物には挑戦したことありませんでした。

 やってみたいとは思っていたのですが、ビーズは毛糸に比べて材料費が高い上に、本の説明書きが難しい事が多いため、独学で学びづらく、ビーズを触る機会もなかなか得られませんでした。

 しかし、最近ブックバーゲンで買った本に、編み物とビーズを合体させたような「Amiet(あみいと)」という糸を使った手法があることをハッケンし、それが手芸専門店のカナリヤ本店(札幌市中央区南1条西2)で学べるということで、ビーズの2時間無料講習会に行ってきました!

  会場はカナリヤの4階ビーズコーナー。無料講習会は事前予約制で、カナリヤで売っているビーズキットを買うとそのキットの作り方を親切丁寧に教えてくれ、初めての人でも簡単に作る事ができます。

 私は、シュシュのキットを選択。教えてくださった講師の方は、性格がとても明るい女性の先生で、作品を作る時はビーズに話しかけながら作業をするほどのビーズ好きな方。おかげでとても楽しい2時間でした。

 2時間では完成させることはできませんでしたが、作成方法は四苦八苦ながら習得! もっと練習してオリジナル作品を作り、冬のアートマーケットに出せたらいいな思います。

VOL25 
 ph/まだ作り途中ですが、ここまではなかなかの出来!(自画自賛)
今月のハッケン カナリヤ本店
札幌市中央区南1条西2丁目
講習会スケジュール ※情報は当ブログの記事記載時点のものです



アンナとヨコ子とタカツのさっぽろハッケン日記Vol.23敢行!トマム体験取材第3回(全4回)

アンナ/社会人のタマゴで22歳。夢と希望にあふれているらしい
ヨコ子/結婚には焦ってないと言いはるアラサー女子
タカツ/雑学好きだが薀蓄が玉にキズな1児のパパ。35歳

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18:00? ビュッフェレストラン HAL(ハル)へ


タカツ:プールでひとしきり遊んだら、すっかりお腹もペコペコに。夕食をとるべく、ホテル アルファ・トマム内にある「ビュッフェレストラン HAL」へ向かいました。

 昨冬オープンしたばかりという、アイヌ語で「自然から恵まれた食糧」という意味を持つ名前のこのレストラン。そのコンセプト通り、北海道の旬の素材をふんだんに使った様々なメニューがビュッフェスタイルで満喫できるということで、個人的に北海道の食材には絶対的な信頼を置くタカツにとって、かーなーりの期待度を持って挑んだのでした。


 大きな窓からは、すぐそばに広がる森の木々が目前まで迫って見えます。気持ちの良い空間で食べる美味の数々...。結論から言うと、もう期待以上でしたよ! どれを食べても美味しいのなんの。肉も、魚も、野菜も、どれをとってもハズレなし。特に気に入ったのは、日替わりで出されるその日のシェフのオススメの「サーモンステーキ」。シェフが目の前で焼いてくれる、輪切りにした肉厚のサーモンは絶品! 三度の飯より鮭が好きなタカツにとってはこの上ない贅沢な食事となりました。しかもビールはサッポロクラシック。ああ、これぞザ・ホッカイドウ。

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Ph/タカツが持ってきたメニュー。左上がサーモンステーキ。その他、鮭チャーハン、ズワイガニなど見るだけでヨダレが出ます


 大人だけが美味しい思いをするわけじゃありません。ここでも「ままらくだ委員会」からの刺客が。このレストランでは、離乳食をなんと無料で用意してくれるんです!。

 しかも、おかゆの柔らかさや味の濃さ、カットの大きさなど細かい部分まで好みに応じて調整してくれるという徹底した対応っぷり。脱帽します。親と一緒に、娘もむっしゃむしゃ食べてました。娘的にもかなり美味しかったのだと思われます。ホールスタッフの方々も業務の合間にあやしてくれたり、話しかけてくれたりしてとても印象がよく、娘もご機嫌に食事ができました。スイーツでは脅威のポテンシャルを発揮していた黒糖のムースが必食です。

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Ph/これが離乳食。おかゆとシラス、ニンジンとブロッコリーのみじん切り、オレンジ。豪華です


 お昼にパスタをいただいた「ユックユック」しかり、この「ハル」もしかり。トマムさんの「食」に対する力の入れ具合がハンパない件。これはトマムステイの魅力をより引き立たせる大きな要素だと感じました。

 ファミリーのみなさまに一つアドバイスです。
 ザ・タワーから「ビュッフェレストラン ハル」へは、ホテルからシャトルバスに乗って行く方法と、ホテルから繋がる徒歩5分ほどの回廊を歩く方法の2つがあります。その際、どちらもエントランス付近に階段があるのです。回廊を歩いて行ったタカツ一家は、レストランの手前の階段に戸惑い、スタッフの方に手伝ってもらってベビーカーを下ろしました。ベビーカーの使用時はご注意を!


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アンナ:ヨコ子さんと私が案内された席は、水の教会が見える窓際のカウンターでした。その日は結婚式が行われたらしく、キレイにライトアップされていましたよ。


ヨコ子:この教会、何と、私も敬愛する、あの世界の建築家安藤忠雄氏が設計したもの。氏といえば、コンクリート打ちっぱなしの独特の建築スタイルが有名ですけど、こちらもまさにそれ。
遠くからしか見えませんでしたが、厳かでいながら洗練された雰囲気で、永遠の誓いをたてるには、まさしくふさわしい場所に見えました。水面に映るキャンドルの光がゆらゆら揺れて、二人の愛の炎も揺れて...と。

アンナ:......。さて、HALの料理ですが、私もここぞとばかりにカニを食べました!カニなんてお正月以外ではなかなか手が出ないので、我を忘れて食べました。あと、「ステーキ」と言ったら肉を想像しますが、ココはタカツさんもおすすめしていた鮭のステーキで、とってもヘルシー。ダイエットにピッタリですね。ちょっと若者としては肉不足になりますが、逆に野菜不足だった私には丁度良かったかも。

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ヨコ子:私がバイキングで気に入ったのは、太くていかにも太陽の恵みをいっぱい浴びたようなアスパラを、目の前でオリーブオイル、塩なぞをさっとふって、バルサミコ酢で絵柄をほどこし、一皿に仕上げてくれる1品。あの、とれたての素朴なアスパラが、ぐっと色っぽくつややかに変身!これだけで、ずいぶん美味しさが増しますね。


この演出はぜひ家庭でも取り入れたいものです。時間優先の我が家は、もはや口に入ればいい、料理は皿に投げ入れるくらいの勢いなもので...。



20:30〜リラクゼーションへ〜


アンナ:アロマエステを堪能してきました〜。


 リラクゼーションルームはザ・タワーの14階にあります。エステティシャンとのカウンセリング後、フルボディコース(60分)を選択。全身ってなんだかかなりの贅沢ですよね。ちなみにアロマは、ダイエットに効くという柑橘系の香りを2つ調合してもらいました。
 肩や足、腕などマッサージしてもらっていると次第にウトウト...。腰などこっていて痛いところもありましたが、エステティシャンさんの温かい手と丁度良い揉み加減に終始リラックス状態でした。


ヨコ子:体にガタがきている私は、整体を選びました。


本当に頭から足のつま先に至るまで、丁寧に丁寧に揉みほぐしてくれ、初の整体でしたが、よくテレビなんかで見る「イデテテテッ」という状況にはならず、とても心地良い60分でしたね。案の定体の歪みとコリを指摘されました。以前健康診断で、背骨の歪みを指摘され、「どうしたらいいですか?」という私の問いに、ひと言「姿勢を正してください」とピシャリと言い放った女医さんとは違い、色々と改善のアドバイスまでしていただきました。

 その後部屋に戻った私たちですが、枕投げをすることもなく、ガールズトークに華を咲かすわけでもなく、 明日の雲海テラスを拝むための"4時半起床"という未知の時間におびえ、いそいそと床についたのでした。。


3回ではおさまりきらなかったので、4回まで続けます。。。




アンナとタカツのさっぽろハッケン日記Vol.22?敢行!トマム体験取材第2回(全3回)

アンナ/社会人のタマゴで22歳。夢と希望にあふれているらしい

タカツ/雑学好きだが薀蓄が玉にキズな1児のパパ。35歳

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16:30〜VIZスパハウスへ

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Ph1/プールの全体
プールの水が、太陽の光に反射してキレイ。誰もいないのは、この写真は翌日のオープン直後に撮影したから


アンナ: VIZスパハウスにやって来ました。プールなんて一年ぶりです! ヨコ子さんは部屋でのんびりするということで、独りで!ご紹介したいと思います。
ひとり・・・さすがにちょっと寂しい・・・

 さて、気を取り直して!
VIZスパハウスの中は、入った瞬間からプールに来たぞ!という香りがします。入口を通るだけで脳みそが勝手にプール気分になりテンションが上がる!
 プールの周りには40個以上のリゾート風の白いデッキチェアが置いてあります。ここでは休憩したり、本を読んだりしている優雅なマダムを発見。
私もいつかああなりたいなぁ。
 
 時間帯によっては、子供用のアトラクションもあるみたいですね。「サイバーホイール」というビニールでできた大きなタイヤの中で、子供がプールの上を前転しながら進むという遊具で、ちゃんと係員さんもいて安心。私の身長(150?)なら今でもできるんじゃないか!?と思いましたが、さすがに自重しました。
 波の出るプールはだいたい1時間ごとに10分間波が発生するみたいです。浮き輪を付け、逆らって泳いだり、波に身を任せてみたりして楽しぃ〜。家族連れの中には親子で「キャーキャー」言っている人も居て、微笑ましい光景です。上級者には、水深の深い位置で仰向けに浮かび、寝ているかの様に波に身を任せている人も。私は途中で波酔いをしてしまい、癒しを求めてジャクジーへ。
 
 大きなプールの他にも円形のジャクジーが4ヶ所とジェットバスコテージという様々なジェットバスが集まったコーナーがあります。ジャクジーやジェットバスはプールよりも水温が高く、心地が良い温度。ジェットバスコテージは、様々なジャクジーが円形で全て繋がっており、半周すると一通り楽しめます。そこで1時間ぐらいのんびりしていると、寝ちゃいそうなほど気持ちいいです。なんだかんだで一人でも楽しめちゃいますね。ヨコ子さんもやっぱり来れば良いのに〜もったいない!
 あ、そういえば私と入れ違いでタカツさん一家も来てたんですよ。


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Ph2/水着販売
ここはレンタルじゃなくて販売エリア。各種水着や遊具が揃っています


タカツ:一度来てみたかったんですよ、ここ。そう、VIZスパハウス。
中学くらいの頃、CMかなんかで見てから随分と憧れていたものでした。北海道内ではあるらしいけど、イマイチ何処なんだかピンと来ない「とまむ」っていう場所(失礼)に、やたらと未来的でカッコイイ建物の屋内プールがあって、ガラス張りの屋根からはさんさんと太陽の光が降り注ぎ、波の出るプールではビキニの若い美女たちがアハハアハハと笑いながら水遊びにいそしみ、ビーチサイドにもビキニの若い美女が寝そべりながら、マンゴーとかパイナポゥとかが刺さってるいかにも甘そうなトロピカルジュースを飲んでて...。

そんなちびまる子的な妄想で、ただただそこにある「リゾート」という言葉が持つ楽しげで豪華そうな、それでいて妖しげな大人の匂いに、「いつか絶対行ってみたい!」という強い憧れを抱いていた中2の夏...。

 前置きが長くなりましたが、そんな青春期のタカツ憧れの地、VIZスパハウスについに辿り着いたのでございます。


 いざ中へ。エントランスで受付をすると、タオル一式(バスタオルとフェイスタオル2枚)を貸してくれます。下へ降りロッカールームで着替えを済ませたら、早速プールへレッツらゴー!(死語)

 中央の大きなウェイブプールは、手前が浅瀬になっており、奥へ行くにしたがって徐々に 深くなっていくという、本当の海のような作り。たくさんの人がビーチボールで遊んだり浮き輪でプカプカしたりして遊んでいます。
でも我々一家がまず向かったのは、その横にある子供用プール。9ヶ月になる我が娘の記念すべきプールデビューです。円形の小さなプールは深さが30cmくらいでしょうか。身長70cmほどの娘が立っても余裕でした。水温は人肌よりやや冷たい程度で気持ちよく、水面にはカラフルなゴムボールがたくさん浮かんでおります。そのボールを、縁に置かれた小さなバスケットゴールへ向かって子供達が楽しげに投げ入れて遊んでおりました。うちの娘っこはまだ無理でしたが。


 トマム広報・山岸さんによると、今後は子供用プールの周りにベンチやテーブルなどを増やし、ファミリーがより快適に使えるように改善していくとのこと。嬉しい限りです。ちなみに、市販の「水遊び用オムツ」をはけば、乳幼児でもプール利用OK。現地でも「水遊びパンツ」を1枚から販売しています。

 その後「波が出ます」というアナウンスがあったので、ウェイブプールへ移動。浅瀬でちゃぷちゃぷしながら波を待っていると、何ということでしょう! 徐々に奥の方からザブンザブンと打ち寄せる波が! それも、奥から単純に一定の波が来るワケではなく、側面の壁に反射して右方向からも左方向からも、まるでうねりの様にランダムに波がやって来るではありませんか。これは楽しい!

 娘を抱っこして少しずつ深い方へ。浮かんだり流されたりしてプカプカと浮かぶ、普段にはない感覚に、娘もキャッキャキャッキャと大はしゃぎ。プールデビューにはもったいないほどの充実ぶりに、家族3人、日常を忘れて楽しみました。

 他にも、プールサイドには水温がやや高めのジャクジーがあったり、大人の肩くらいまでの深さのあるスパゾーンがあったりと内容も多彩(その辺はアンナさんのパートをご参照あれ)。水着はもちろん、浮き輪ほかの遊びアイテムもレンタルOK。そればかりか、サイズ100からの子供用水着や、ベビーマット、ベビー浮き輪などファミリー向けのレンタルも充実し、ここでも家族が手ぶらで行っても楽しめるように配慮されております。
あー楽ちん。すっかり「リゾート」に打ちのめされてしまったタカツ一家なのでした。


 それにしても、中学の頃の妄想はそれほど外れてなかったかもなぁ。
「ビキニの若い美女」は、ビキニ着たうちの娘とワンピース着たうちの嫁に変わってたけど。

トロピカルジュース飲ませてあげればよかったかなぁ。


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